水辺遍路

実踏・日本の湖沼 7,500湖

北海道

うらら湖(北海道浦河)

競走馬を育成する牧場銀座の浦河。初夏など一日中、霧に包まれる日も多い土地柄でもある。 浦河ダムはすぐ直下から牧場がつづく。農地といっても牧場なので灌漑の必要性はないらしく、ダムの主機能は洪水調節だ。 ダムサイトに駐車場二ヶ所と案内板あり。管…

幌満川第一発電所堰堤(仮称)(北海道様似)

新日本電工が所有管理する水力発電用ダムである幌満川第三発電所ダムと第二発電所堰堤の間に位置する廃ダム。 五門のラジアルゲートは撤去されており、貯水機能は完全に喪失されている。ゲート下端まで溜まった土砂がなだらかな河床を形づくっている。河床に…

幌満川第二発電所堰堤(北海道様似)

新日本電工が所有管理する水力発電用のダム。 かんらん岩の露頭が特徴的な幌満峡の中に位置する。幌満湖を含む幌満川は新日本電工によってニジマスの放流が行われ、500円の遊漁料で釣りをすることができるが、このダム周辺だけは立入禁止となっており釣り、…

幌満湖(北海道様似)

【ほろまんこ。幌満川第三発電所ダム、幌満ダム、幌満川第三貯水池】イエローはダムを特徴付けているカラーリング 民間企業ダムとしては最大の貯水量 民間企業が管理するダムは全国に十数基があるようだが、ここ幌満ダムも新日本電工という会社が所有管理す…

ピョウタン堰堤(北海道中札内)

「農協ダム」の悲劇が残した美しい滝 その美しい姿から「ピョウタンの滝」という景勝地として知られるが、じつは人工のピョウタン堰堤という放棄された水力発電用ダムである。 戦後のランプ生活から脱するため、土地の農民たちが力を合わせて重力式コンクリ…

とかちリュウタン湖(北海道中札内)

国交省が直轄管理する国営ダムである札内川ダムによって堰かれた人造湖。 さすが国交省ダム。ダムギャラリーなどビジターへのウェルカム感がうれしい。個人的には案内板に描かれたリュウタン十景のシンプルな線画に惚れた。 札内川は良型のニジマス釣りで知…

温根別ダム(北海道幌加内)

おんねべつだむ。 地図で見ると鷲が羽をひろげたような形状がおもしろい農業用貯水池。 人里離れた広闊な台地のくぼみを埋める壮大な湖面は、どこか茫漠とした寂寥が漂う。減水期には集落の廃墟が現れるというから、人の営みの熾火(おきび)のようなものが…

二風谷湖(北海道平取)

【にぶたにこ。二風谷ダム。二風谷湖公園】屋根付きのダムというのは、ちょっとめずらしい メルヘン屋根のダムは大人の寓話? 国が管理する特定多目的の重力式コンクリートダムである二風谷ダム(にぶたにだむ)が沙流川本流を堰く人造湖。左岸側に幹線国道…

弁天沼(北海道苫小牧)

勇払湿原にはスケールの大きい湖沼がいくつもある。筆頭はウトナイ湖であるが、それに次ぐのが弁天沼。 農地の管理道が湿原わきまで通じているが不法投棄対策のゲートがある。徒歩で進むことは可能ということだが、天然と人工の水路が張り巡らされており、ち…

ほろかない湖(北海道幌加内)

【幌加内湖、雨煙内ダム(うえんないだむ)】心がとろけそうな水と緑。湖畔の森が天然林だからだろうか幌加内町は蕎麦生産日本一。秋は赤い絨毯が平地を包む。 そんな農地を潤しているのだろうか。雨煙内ダムが堰く、ほろかない湖の水は農業に利用されている…

おびらしべ湖(北海道小平)

ダム湖を横切る橋が豪快すぎる小平ダム道営の多目的ダムである小平ダム(おびらだむ)が堰く人造湖。 何といっても豪快に貯水池の湖上に渡された橋が目を惹く。ダム湖を横断なんてものじゃない。縦断している。 なぜこんな豪勢な湖上橋を造る必要があったの…

小平ダム公園の池(北海道小平)

小平ダム公園は、横に長〜い堰体の直下にある公園。いかにも北海道らしいのびやかさ。広場には睡蓮が浮かぶかわらいらしい池。目を引くのは、今まさに池から這い出てきたようなポジションのクビナガリュウ。といっても池におさまるようなサイズではない。像…

ジュンサイ沼(北海道豊富)

ジュンサイ沼と海上に浮かぶ礼文島海岸線と平行にのびる段丘上の天然湖沼。南側の長沼と同じラインに並んでいる。単体の沼としてなんと2.5kmもの長さがあり、ジュンサイという名をもつ池では日本最長であろう。 湖面の周囲は湿原が取り囲み、さらに原生林が…

長沼(北海道豊富)

いやはや、圧巻のスケール。さすが道北の天然湖沼。 長沼という名の池は全国に多しといえども、これはホントに長い。湿原と沼とが5km近くにわたって連なっている。 北側にあるジュンサイ沼と合わせれば10km近い。さらにこの長い池は切れたりつながったりしな…

びふかアイランドの三日月湖(北海道美深)

びふかアイランド。展望台から池を眺めおろす(2019年)道の駅の中にある池として、これほどスケールと野趣あふれる水辺となると、そうそうは見つからない。大好きな場所で何度も訪れている。 天塩川の旧河道である三日月湖の両岸に、オートキャンプ場や日帰…

名寄公園の池(北海道名寄)

名寄市街地辺縁にある公園池。 名寄川と天塩川が合流する洲股(すのまた)に立地。周囲長400mクラスと公園池としては本格的。スワンボートもあり、園地と水面がきわめて近いのびやかさも北海道ならでは。生命の息吹あふれる池だけに名前が示されていないこと…

豊似湖(北海道帯広)

【とよにこ。馬蹄湖】ハートの湖形を楽しめるヘリコプターの遊覧飛行もある じつはカタチよりおもしろい池の成因 原生林に囲まれた周囲1km、最深18mの天然湖。ウィキペディアなどに日高山脈襟裳国定公園内で唯一の天然湖という記述が見られるが、海岸部に悲…

帯広北海道形池(仮称)(北海道帯広)

北海道の形をした池が!(マップファンの地図を加工)何かの形を模した池といえば、日本列島の形を模した島がある昆陽池(兵庫県)や、道内のフクロウ池などがあるが、帯広の河川敷に市が運営するパークゴルフ場の中に、北海道そのものの形をした池があった…

兜沼(北海道豊浦)

【かぶとぬま。兜沼公園】 JR宗谷本線の兜沼駅が近くにある周囲7kmの丸い天然湖。兜の鍬形の形に似ているというのが沼名の由来とされるが、兜というよりカブトガニに見える気がする。流出河川はサロベツ川に合流。 アイヌ名は「ペライサルトー」から開拓時代…

藤沢貯水池(北海道沼田)

藤沢ダム。 堤高17.5mでハイダムスペックを満たす農業用貯水池。 ここではオレンジにペイントされた取水設備の構造をじっくり見ることができた。 北海道の農業用貯水池は冬場に完全水抜きをすることが多いが、それは本来なら重労働であるはずの掻い掘りさえ…

ホロピリ湖(北海道沼田)

【沼田ダム。ホロピリ湖記念公園】 ホロピリ湖という魅惑的な貯水池名のせいか、沼田ダムというダム名が地味に見えてしまう。 日帰り温泉やキャンプ場などレジャー設備が充実した幌新ダムのすぐ上流側にある。 沼田ダムの堰体から上流側にさらに上っていくと…

大枝沢貯水池(北海道沼田)

地図で見たときに、その一本気なマッスグさに心躍らされた池。 谷戸を耕地として開墾し、そのいちばん奥に貯水池を造るという、もっとも効率的な溜め池のスタイルが、まっすぐな谷戸地形のおかげでとても分かりやすい。 ハイダムスペックを満たすかは目視で…

青山ダム(北海道当別)

堤高35mというと、土盛りのアースダムとしてはかなり立派なものだ。諸説あるものの、奈良県の大門池(現在は重力式コンクリートダムに改築)が平安時代に堤高32mのアースダムとして300年間も世界一高いダムとして君臨していたことを思えば、35mのアースダム…

ペンケ沼(北海道豊富)

ついに捉えたペンケ沼の全貌。かなり堆砂が進んでいるようだパンケ沼とともにサロベツ原野では、かなり目立つ兄弟池である。 アイヌ語でパンケ沼は下流側の沼、ペンケ沼は上流側の沼、との意で、サロベツ川の太古の姿をとどめる河跡湖ということであるが、そ…

長沼(北海道幌延)

サロベツ原野の沼群のひとつ。 長沼には幌延ビジターセンターから遊歩道がのびている。さらに遊歩道は長沼の横の丸い池を経てパンケ沼まで通じているので、時間に余裕があればサロベツ原野の中の池めぐりを楽しみたいところ。 幌延ビジターセンターに駐車場…

三日月沼(北海道豊富)

三日月沼サロベツ原野の沼沢群のひとつ。沼内に水生植物が見られた。 沼岸が一列の樹木とクマザサで縁取られるようなかっこうになっている。 周辺は原野と牧草地が広がる。南側の吐き出しからオンネベツ川へと流出。オンネベツ川は直線的に河川改修をしてい…

北辰ダム(北海道稚内)

【ほくしんだむ。北辰貯水池】 日本最北端のダム湖 ダムとしては日本最北端に位置する上水道用貯水池。稚内市水道部が管理する。ぱっと見はアースダムのように見えるがロックフィルダムということで、堤高は30mを越える。 稚内市が1年間に使う分量に相当す…

メグマ沼(北海道稚内)

駐車場からメグマ沼全景を見下ろせる礼文島のクシュ湖をのぞけば、一定規模をもつ湖沼としては日本最北端にあるものといえそうなのがメグマ沼。成因は海跡湖。 浜に沿って東に流れるメグマ川の水源になっている。 メグマ沼自然公園という名で案内板も立って…

錦沼(北海道足寄)

北海道三大秘湖のオンネトー湖への流れ込みを500mほど遡ったところに、まっすぐ天を突く原生林に囲まれてオレンジ色の水をたたえる摩訶不思議な池。 ほんとうのところ水はわりと無色に近いのだが、池底や河床に沈澱した褐鉄鉱の色が独特の色を放っている。い…

オンネトー湖(北海道足寄)

百名山の雌阿寒岳(左)と雄阿寒岳はオンネトー湖を引き立てる 「年老いた沼」の名をもつ北海道三大秘湖 北海道三大秘湖に数えられ、水の色がさまざまに変じることからオンネトー五色沼という愛称もあるようだ。 オンネトーはアイヌ語で「年老いた沼」の意。…