水辺遍路

実踏・日本の湖沼 7,450湖

北陸

カマンニャチ池(石川県津幡)

河北潟を衛星のように取り巻く河北野池群の中でも、石川県森林公園に取り込まれた池のひとつ。 それにしても、一見アイヌ風の魅力的な名である。 つい池の名を吟じてみたくなる。少し早口にすると「コマネチ行け!」に聞こえ、そんなところもどこか昭和ノス…

長池(石川県津幡)

三国山キャンプ場の入口横にありアクセスはたやすい。 キャンプ場の構成要素として取り込まれていてもよさそうな立地だが、フェンスで囲まれ立ち入ることはできない。また、釣り禁止看板もあった。 訪れた際はかなりの減水状態だったが、わずかに残った水た…

雲川ダム(福井県大野)

くもかわだむ。 雲川ダムは福井県大野と岐阜県を結ぶ国道157号(2019年現在、県境の峠の岐阜県側は通行止め)沿いにあり、国道からも堰体を見やることができる。 北陸電力が管理するアーチダム。大野からダムまではほぼ二車線路でアクセスに問題はないが冬期…

砺波チューリップ公園ひょうたん池(富山県砺波)

富山といえばチューリップ、その名もチューリップ公園。 園内の池は、ひょうたん池。チューリップではなく、ひょうたんでいいのかな。ひょうたんの形、というよりは、オタマジャクシ? どっちかというと、ヒョウタンよりチューリップ。チューリップ池でもよ…

貝田新円筒分水槽(富山県魚津)

日本三名山の立山の裾野に点在する美しい円筒分水池のひとつ。 「日本一美しい円筒分水池」とSNSで話題になった東山円筒分水槽とは片貝川をはさんで対岸側にあり、川を横断するかっこうで導水管で結ばれている。 訪れた際は、池でいうところの水抜き状態? …

上市川沿岸土地改良区円筒分水場(富山県上市)

日本三名山の立山の裾野に点在する美しい円筒分水池のひとつ。 上市川の左岸側にあるが、アプローチ路は右岸側にある。看板の指示に従って、ぐるっとまわってアクセスする。 円筒分水池の横に駐車スペースと案内板がある。アプローチ路と駐車スペース アプロ…

若土ダム(富山県富山)

わかつちだむ。 かわいらしく、どこかマニアックな感じのする県営アーチダム。 砂防を目的としつつ農業用水も供給し、発電もしていたアーチダムというのは初めて見るかもしれない。 のちに発電機能も加えられたというが、堆砂が進み現在は貯水能力は老化、ク…

丸山総合公園のスイレン池(富山県上市)

公園敷地内に取り込まれた二段の池。もとは溜め池だろう。スイレンの池という名とはちょっとイメージが違って、とってもワイルド。人があまり来ない公園の隅だけに手入れが行き届かないのか、どちらかというと放棄された溜め池みたいな感じ。水面があまり見…

加茂池(石川県津幡)

【かもいけ。石川県森林公園】池を横断する赤い遊歩橋は、かもいけばし。能登半島の基部に位置する石川県森林公園には、湖周長3km級ものスケールのある御門池をはじめ、丘陵地形に穿たれた立派な溜め池がいくつもある。すべての池を歩いてまわったら、一日が…

川田大池(石川県中能登)

【古墳公園とりや】左岸に水上デッキが沿う。 日本トップクラスの「古墳密度」を記念して。 大池のある川田地区は、350基の古墳を有する中能登町のなかでも特に古墳密度が高く、地区内だけで150もの群古墳がひしめく。 地区の誇りであるこれら群体古墳を記念…

蛇ヶ池(石川県中能登)

【原山の蛇ヶ池】いかにも神々しい雰囲気の島。祀られているのは蛇(龍)の神であろうか。 峠近くの蛇女房伝説パワースポッ池。 石川県の中能登町と富山県氷見を結ぶ二車線の県道18号。県境の峠近くの山腹にぽつんと不思議な雰囲気の池がある。 交通量の少な…

早乙女湖(富山県上市)

上市川第二ダム(かみいちがわだいにだむ)。 県営のロックフィルダムが堰くエメラルドの人造湖。 早乙女湖の特徴は、県営のカヌー競技場があり大会や練習に湖面利用されている点。 右岸側に剱親自然公園がありキャンプ、バーベキューができる。 ロックフィ…

朝日小川ダム(富山県朝日)

あさひおがわだむ。 富山県営の多目的ダム。流下する小川の下流部はサクラマス釣りで人気(漁期および遊漁料あり)。あるいはこの大きなダムによって陸封されたヤマメが朝日小川ダムサクラマスとして巨大化している可能性もあるだろう。 駐車場、トイレあり…

花房ため池(富山県朝日)

花房ため池(花房池)は、山裾に位置する農業用の溜め池。築造は江戸時代。 山裾でもかなり平地寄りの立地なので全体的にかなりフラットで、面積のわりには貯水量は少なそう。 2018年秋に訪れた際の水抜きでは、野球でもできそうなフラットな池底があらわに…

舟川生活貯水池(富山県入善)

舟川ダム(ふながわだむ)、舟川湖。 ひさびさにお会いした生活貯水池。堂々たる重力式コンクリートダムに堰かれた舟川湖であるが、その立派な名はあくまで愛称であって、正式名は舟川生活貯水池。 生活貯水池。 小さな町の生活に密着し、上水道から農業用水…

東山円筒分水槽(富山県魚津)

日本一美しいとも評される円筒分水池。 水の供給量にかかわらず公平に水を分配できる仕組みとして全国に広まった円筒分水工は(円筒分水池)、富山県にも四つが現役で稼働している。富山県では円筒分水槽と呼ぶようだ。うち魚津には東山円筒分水槽のほか500m…

角川ダム(富山県魚津)

かどかわだむ。 富山県が運営するロックフィルダムが堰く貯水池。 農業用水としても使われるが洪水調節が主任務のため常時満水位は堰体高の半分程度に抑えられている。 貯水池に道路が沿うが水面との比高があるだけでなく、湖面も立入禁止エリアが設定され、…

イワシガ池(石川県中能登)

能登歴史公園。 山上の池にイワシが湧いた? 雨乞いや万病に効く霊池。 石動山は標高565メートルの山岳信仰の道場となってきた霊山。山の一角に寺院の大伽藍を抱く。 この大伽藍の一角、ブナ林に囲まれ静かにたたずむイワシガ池は、雨乞いの祭事も行われた神…

石動山資料館の池(仮称)(石川県中能登)

能登歴史公園。メダカの群れが水面をにぎやかにしていた。石動山は標高565メートルの山岳信仰の道場となってきた霊山。山の一角に寺院の大伽藍を抱く。 一帯は能登歴史公園(石動地区)として駐車場、トイレ、資料館、遊歩道などが整備された。池は資料館と…

御門池(石川県津幡)

みかどいけ。水抜き状態のインレット側(2018年10月)石川県森林公園の広大な敷地内にある野池のひとつ。 ブーメラン形の周長2kmクラスという堂々たる谷池で、右岸(北岸)を覆う森に展開する有料フィールドアスレチックの景観要素になっている。 一方、堰体…

福山ため池(富山県砺波)

直線的な堤の一端がカーブを描く、いわゆるFB型の溜め池。 こうしてまじまじと眺めてみると、FB型は皿池の顔と谷池の顔をあわせもっている。堰体側の写真と山側の写真を並べると同じ池と思えない。 魚を放流育成しているという自治体の看板があり、魚の捕獲…

学校堤(石川県かほく)

うのけ総合公園。 変わった名の池である。池名としてはありそうでいて、ほかに見たことがない。 うのけ総合公園の敷地内に取り込まれているものの、ラバーフェイシングされた堤構造が見て取れるので、もともとは溜め池だったようだ。あるいは現役かもしれな…

ミドリガ池(富山県立山)

ミドリガ池から見あげる立山主峰の威厳には圧倒される。富士、白山とならんで日本三名山に列せられる立山。 はるか遠方の能登半島からも見える立山の主峰だが近づくにつれ姿が見えなくなる。それが立山が肩にのせる最高所のテラス、室堂平までシャトルバスで…

リンドウ池(富山県立山)

立山の主峰がここまで近い。登山拠点の雷鳥荘が池畔に立つ。富士、白山とならんで日本三名山に列せられる立山。 その肩にのった雲上のテラス「室堂平」に穿たれた四湖のひとつ。 室堂バスターミナルからは四湖のなかでいちばん奥にあり、徒歩で30分〜1時間ほ…

餓鬼の田(富山県立山)

ガキの田。フラットな台地上に点々と光っている池群が「餓鬼の田」 弥陀ヶ原は美しい山上の大高原で、 池塘が散在し、 高山植物が咲き詰め、 俗界から登って来た人々は ここで天上にある思いをする。(深田久弥『日本百名山』49/立山) 日本三名山に挙げられ…

真立ダム(富山県富山)

まつたてだむ。小口川に注ぐ支流に造られたバットレスダム。屈曲する川にはいくつもの滝が立ちふさがる秘境だ。 これぞ秘境バットレス。 国内現存六基のバットレスダムのひとつ。巨大人造湖であり百名山・薬師岳の登山口にある有峰ダムの裾には二つのバット…

真川ダム(富山県富山)

まがわだむ。真川調整池。 国内現存六基のバットレスダムのひとつ。巨大人造湖であり百名山・薬師岳の登山口にある有峰ダムの裾には二つのバットレスダムがある。 堰体まで行くことは可能だが、登山路で一時間ほどかかるそうだ。現役稼働している水力発電用…

有峰湖(富山県富山)

ありみねこ。有峰ダム。百名山の薬師岳と有峰ダム 立山連峰の壮大な水力発電網の頂点に君臨するダム湖。 百名山・薬師岳を後ろ盾に翡翠のような湖水が美しい。立山最後の秘境集落だった有峰村は1959年の有峰ダム竣工によって湖底に沈むが、その33年前の1926…

祐延ダム(富山県富山)

すけのぶだむ。祐延湖。祐延貯水池。2018年10月。紅葉に包まれた祐延ダム。北陸電力の発電用ダムで上流の有峰ダム、下流の小口川ダム、小俣ダムとは地下水路で結ばれ、スケールの大きい水力発電網を形成している。 一帯は北陸電力の管理する有料の有峰林道ネ…

小俣ダム(富山県富山)

おまただむ。 有峰ダムを頂点とする水力発電ネットワークの下位ダムは、かなり高額な通行料が必要な有峰林道を通行しないと行くことができない中、この小俣ダムは料金ゲートの手前にあり無料で行くことができる。 2018年、雨中の再訪では黒々と濡れそぼりな…