茨城県
変わらぬ単館系映画のような魅力 広大な関東平野の中にあるしっとりとした天然湖沼。思えば40年も前、中学生のときにこの沼で釣りをしていたが、あのころと景色がほとんど変わっていない。子どものころ、この沼の美しさを自覚することはなく、それはただ一枚…
日本二位の広さの天然湖沼「西浦」を含む湖沼複合体 「霞ヶ浦」と一般的に呼ばれている湖沼はじつは「西浦」という名で、正確には西浦、北浦、与田浦、外浪逆浦、常陸利根川を総称して「霞ヶ浦」という。 西浦単体でも琵琶湖に次いで日本二位の広さを持つ天…
つるぬま。筑波山と鶴沼(2025年8月撮影) 江戸時代の溜め池を現代用にアレンジ 江戸時代に築造された農業用溜め池をベースとした親水公園。 溜め池機能を維持しながら一般の人々の憩いの場としての機能をプラスし、さまざまな工夫が感じられる改修がなされ…
そとなさかうら。 西浦と北浦の水の合流点 複数の湖沼で構成される「霞ヶ浦」グループの一構成員。 西浦から流出する常陸利根川と、北浦から流出する鰐川の合流点に位置する。 湖岸にはところどころ、特徴的な船溜りがあるほかは、半自然湖岸が続く。水門が…
水上鳥居がシンボルになっている厳島神社の大鳥居を越える、日本最大の水上鳥居がここ北浦にある 霞ヶ浦グループのナンバーツー 日本で二番目に大きな湖沼である霞ヶ浦。でもじつのところ霞ヶ浦は「西浦」や「北浦」など複数の湖沼からなる湖沼グループの名…
対岸より 霞ヶ浦湖畔の道の駅 古くから漁場として淡水魚から汽水魚まで豊富な漁業資源が人々の暮らしを支えてきた広大な霞ヶ浦。現在でも関東における最大のバスポンドとして釣り番組やDVDのロケが引きも切らず行われている。琵琶湖に次ぐ面積をもち、広大す…
【さんかくいけ / 日の出第1近隣公園】 昭和のニュータウンの風情残る住宅地内の調整池然とした池。 ヘラブナ釣り情報誌に「日の出近隣公園の池」という名で掲載されていて、2014年に初訪。 このとき、固定釣り台も数基あったが、池底が全体にわたって見える…
国道沿いにある正方形の池。 池のど真ん中に道が通っており、事実上は長方形の2つの池。この道沿いに駐車スペースがある。 2014年の初訪時、北の池ではブラックバスらしきライズ(鯉かもしれない)があり、南の池では40センチほどのへらぶなを確認した。202…
助川山のおむすび池にひしめくオタマジャクシ(2025年春) 手軽なハイキングコースにある水辺 日立市民の手軽なハイキングコースとなっている「助川山市民の森コース」沿いには、おむすび池など休憩スポットにもなっている池が複数ある。 浅い人工池で釣りや…
消失と断念と再生。公園池の到達点 古河公方公園には御所沼、目洗弁天池をはじめ複数の池がある。 中心的な御所沼は、室町時代、池畔に古河公方が屋敷を構えた天然湖沼が起源。ジュンサイを産し東京に出荷された時期もあったが、戦後、一度は干拓によって水…
ななつどうこうえんのいけ。 英国自然風景式庭園に四つの池をアジャスト 七ッ洞公園は、公営公園としては全国的にもめずらしい「英国自然風景式庭園」を謳っている。 公園の中心構成要素である四つの池は「蛇がうねったような形」という意味の英語「サーペン…
利根川に隣接したフラットな野池で、立地、形態から成因タイプとしては押堀(おっぽり)ではないかと思ったが、利水か排水かまでは分からないが農業用のポンプ施設のようなものが付随していた。 バス釣りでは知られた池だったが、2024年に訪れた際は魚影は確…
【つくしこ / 南椎尾調整池 / つくしこ調整池】筑波山麓に位置する、つくし湖。後ろは筑波山。 筑波山の下をくぐる導水トンネルで霞ヶ浦の水を 筑波山麓に立地しロックフィルダムが従える農業用水・工業用水・上水道の利水を担う調整池。 調整池という名では…
百名山・筑波山の数ある登山道のうち、つくし湖を起点とする薬王院コースの登山口である椎尾山口にあたる椎尾山薬王院。 その境内には、弁財天をまつった島に石橋のかかる立派な寺社池と、メダカ池の二つがあった。池はいずれも登山コース沿いにある。 メダ…
四季の里公園の中にある公園池。 駐車場、トイレあり。 駐車場 マークした場所が駐車場。
ベンチ、遊歩道もある憩いの水辺(2024年撮影) 公設市場横の憩いの沼 池畔に土浦の公設市場がある沼。 初めて訪れた2013年、圏央道インターチェンジが新しく近くにできたばかりで、アクセス性抜群の水辺空間になった。 沼は公園化されており、駐車場、トイ…
水に浮いた姿がカメに似ているとのことで「亀城」の別称もある土浦城は、もともとは壮大な水濠を侍らせた平城だった。その名残りとして市街地の一角に堀の一部が残されている。堀と本丸、二の丸跡が亀城公園として整備開放。ひょうたん池は城内の池。 博物館…
四ツ谷池とも。小貝川をはさんで小貝川吉野(吉野公園)の反対側にある切れ所。釣り場として知られており、へら師の他、バサーも。 周辺に切れ所が点在することから、ランガンするバサーの姿も見られる。 2024年6月の再訪では、オオマリコケムシの姿も。(下…
【はなむろいけ / 一杯館池】2014年の花室池花室池、あるいは一杯館池と呼ばれる野池。いずれの名も美しく趣きがあり、そんな名前を二つも持つ贅沢も似合う周囲150mの小場所。かつてはブラックバス、マブナ、ヘラブナなどが釣れた。看板によれば釣った魚の持…
静溜池のすぐ近くにある静峰ふるさと公園は、10種類もの桜が植栽。JAF会誌2022年秋号に掲載されたこともある公園で、日本さくら名所百選。 公園池は二つあり、ひとつは四角い睡蓮の池、もうひとつは水上ステージを持つ池。無料駐車場あり。 4月中旬から下旬…
ひょうたん形の池のくびれ部分に架けられた赤い橋が印象的な池。公園内にあるが立派なオリフィスがあり調整池の役割を担っているものと思われる。 水道の蛇口形状がアートのよう。水を盗む輩がいるとかで使用は5リットルまでとの掲示。 池をのぞきこむとブル…
江戸時代に農業用水確保のためにとして小貝川本流に取水堰を設け山田沼堰と呼ばれた。その後、堤体は明治時代の木製を経て昭和時代にはコンクリートに。 池岸には鍋沼排水樋管など複数の樋が通され、排水機場もある。 池畔は福岡堰さくら公園として整備開放…
高さ13mで日本一大きな毘沙門天像がある一乗院。 庭園池ふうに作庭された池には屋根付きの橋がかかる。 マークした場所は駐車場。
じょいけ。 霞ヶ浦(西浦)の南岸丘陵に立地し、バサーに人気のワイルドな野池だがアプローチ路狭い。
豊田南用水沿いに整備された利根親水公園内にある池。 古代ハスや花菖蒲が植えられ、散策用のボードウォークが設けられている。 魚や動植物の採捕は禁止。 駐車場、トイレあり。 マークした場所は駐車場・トイレ。
笠脱沼とも。 農地のただ中にあり、成因タイプとしては河川決壊の名残りである切れ所沼(押堀)。ダイダラボッチ伝説も。 アクセス路はダート。池畔に駐車スペースあり。
しいいのいけ。 「常陸国風土記」にも登場する池ヌシはツノの生えた蛇 崖線下(ハケ)から湧き出る湧水を水源とする神聖な池。 「常陸国風土記」で夜刀神(やとのかみ)が角の生えた蛇となって身を隠した池とされる。 舗装駐車場あり。 以下、現地の案内板よ…
【爆弾池 / 法師戸の池】2023年6月時点のGoogleマップでは「爆弾池」が「坂東大池」とともに併記されている。 「爆弾池」の名がGoogleマップでも池名として採用 大戦時に爆弾が落ちた穴に水が溜まった池という話もあり、この池をホームフィールドとする釣り…
イルミネーションで河内町の四季を表現 かわち水と緑のふれあい公園の構成要素としてなっている池。2014年の初訪時はまだ寒い時期だというのに、水がけっこう臭っていた。ブラックバス、コイを確認。 2024年には2月までイルミネーションによる夜間ライトアッ…
なまいたいけ。 水深0.5〜1mと浅いものの、ヘラブナの自生環境が整っており、小べらの数釣りもできたようだが、2014年に訪れた際はバスポンドとして名をはせていた。 この際、固定釣り台はあったものの朽ちており、池岸に立つ食事何処の廃屋がちょっと怖かっ…