水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

神奈川県

川名清水谷戸と奥池(神奈川県藤沢)

藤沢市街地にまるで島のように昔ながらの谷戸の里山環境が残されている。谷戸の奥にあるのが奥池。 クルマの乗り入れおよび釣り禁止。 谷戸への入口 谷戸の水田跡 横穴 湿地 2013年の川名清水谷戸 マップ

海蔵寺の池と底脱ノ井(神奈川県鎌倉)

底脱ノ井 「水の寺」の異名を持つ海蔵寺 社殿の裏にある海蔵寺の池は建物の横と崖の間を通って参道の急斜面へ。 寺敷地に鎌倉十井の底脱ノ井、十六の井もあり、「水の寺」とも呼ばれてきたそうだ。 池に会うには拝観料必要。十六の井 海蔵寺の池 池の水は社…

小田原城のお堀(神奈川県小田原)

2022年8月の小田原城のお堀。なんだこのアートは?! 小田原用水で早川の水を導水 小田原城は豊臣秀吉の天下統一に最後まで抵抗した関東の雄、小田原北条氏の居城。その本丸、二の丸を取り囲んでいるお堀。 関東大震災ではお堀の石垣が崩れただけでなく津波…

梶原太刀洗水(神奈川県鎌倉)

鎌倉時代の武将・梶原景時が敵将を討った際に血糊の付いた刀を洗ったとされ、全国に点在する「大刀洗(たちあらい)の池」「血洗いの池」系統のひとつ。 梶原太刀洗水は三郎の滝(朝比奈の滝)の水がたまった小さな池のような状態で、見上げるような断崖の切…

小田原城 水鳥の池と東堀(神奈川県小田原)

水鳥の池跡と桜(2024年4月撮影)コロナ禍中の2020年春、県外移動も自粛が求められ遠出もしにくく、家から歩いて行ける近場をじっくり見ていて思わぬ発見。 いつもは何の気なしに通りすぎる小田原城址のショウブ園であるが、今回、案内看板をじっくり読んで…

弘法の水(神奈川県伊勢原)

丹沢山系大山の参道であり登山道である女坂七不思議のひとつ。 弘法大師が杖で岩を突くと清水が湧き出たという伝説がある。類話は全国的に多い。 伊勢原ハイキングコース

能見台 不動池(神奈川県横浜)

歌川(安藤)広重も描いた名勝・金沢八景「能見台」にある池。住宅地にぎりぎりまで前後をはさまれるような立地にもかかわらず、池には木々の枝葉がこんもりと覆い被さっていて雰囲気がある。オーバーフローしそうな緩傾斜のビーチ型の人工護岸もユニークであ…

釜利谷 ひょうたん池(神奈川県横浜)

こんな池が横浜に? でも真横に高速インターがあったりする 横浜に鎮座する大丸山一帯を保全した横浜自然観察の森と金沢自然公園の中間あたりのハイキング路沿いにある池。湖面標高は100mほど。 池の形態としては、沢の一部を人工的に堰き止めた水辺と湿地。…

金沢自然公園 ドングリ池(神奈川県横浜)

動物園も持つ金沢自然公園の、おもしろ自然林の中にある環境保全林の湿地の形態を持った池。木々の間から垣間見るようなかっこうになる。 周辺の雑木林には12種類のドングリのなる木がある。 ランキング参加中パワースポット

金目ダム(神奈川県秦野)

「金目ダム」という名を地図で見つけ、もしや未確認の謎ダムではと標高560mの丹沢山中に分け入るも、堤高13mの砂防ダムであった。 蓑毛登山口バス停から徒歩でアクセス。堰堤に埋め込まれた銘板に、ていねいな仕事を感じた。 関東ふれあいの道と大山めぐりル…

白幡池(神奈川県横浜)

商店街近くなのに無料で釣りができる珍しい立地の池 都市部にあって釣りが公認された公園池。すぐ近くには、どこか懐かしい匂いのする六角橋商店街がある。 釣りのおもな対象魚はヘラブナ。護岸は釣り台が出せるようになっており、柵の外側に釣り座を据える…

山崎の池(神奈川県横浜)

横浜の整然とした高層団地群のただ中にある公園池。 池岸は階段状の護岸になっており、釣りもしやすい設計で地元の釣り師があちこちで竿を出している。 2012年の実釣ではヘラブナ主体で小鮒にときおり尺が交じるようなポツポツの釣果。 2024年の再訪ではイン…

笹下釣り堀センター(神奈川県横浜)

崖線横のくぼ地の地形にびっしりと住宅が。ここに六つの池があった面影はもうない。(2024年撮影) 横浜の住宅地の中。味のある釣り堀も閉園に 落ち着きのある住宅街、洋光台。起伏に富んだ住宅地と霊園とを隔てるこじんまりとした谷に、ひっそりとかわいら…

瀋秀園 秀湖(神奈川県川崎)

【しんしゅうえん しゅうこ】 中国テイストを越えた本格中華の庭園池 大師公園内にある中国テイストの庭園池であるが、ただのテイストに終わっていない。日本的な「中華そば」とは一味違い、かなり本格的な中国感。 中国の瀋陽市姉妹都市提携5周年を記念して…

引地台公園 ふれあいの池・噴水池(神奈川県大和)

引地台公園の公園池。 駐車場、トイレあり。ほか、球場横にはドカベンの彫像。 bunbun.hatenablog.com マークした場所は駐車場。

ひょうたん池(神奈川県寒川)

どこからも見えない穴場感がすごい野釣り池 自転車やスーパーカブでアクセスする釣り師の姿が見られるヘラブナ釣り池。クルマでは直接進入はできず、ケモノ道を進んだ奥ならではの穴場感があるが、ルアー・フライ釣りはご遠慮くださいとのこと。 400mほど南…

一ノ宮ジャリ穴(神奈川県寒川)

一ノ宮ジャリ穴(2013年撮影) 相模川河川敷のヘラブナ釣り池 自転車やスーパーカブでアクセスする釣り師の姿が見られるヘラブナ釣り池。 初訪は2013年で2024年1月に再訪。この10年の間に湘南エリアでは多くのヘラブナ釣り場が閉鎖されてきたが、一ノ宮砂利…

神川橋のホソ(神奈川県平塚)

橋上流のホソは往年はへら釣り場だったようだが、2013年現在に釣査時はそれらしき痕跡は見あたらなかった。 このあたりの本流はバスポイントで、シーバスやサクラマスも狙えるようだ。 川側にある寒川取水堰はハイダムスペック。 (ページトップの写真は2013…

磯野池(神奈川県大磯)

【いそのいけ / 磯の池】 高麗山の中腹にたたずむパラダイス池もついに・・ 磯野池は数少ない湘南平の野釣り池として2020年ごろまで活況を呈した農業用ため池。大磯町産業観光課が所管する。 2022年にコメント欄に警察沙汰の事件があったことを受けて釣り場…

万田八重窪の池(神奈川県平塚)

2024年の万田八重窪の池 平塚市のため池ハザードマップでは「万田八重窪ため池」で登録。Googleマップでは「万田八重窪の池」でマークアップ。 溜め池がきわめて少ない湘南エリアの貴重な小場所でバサーの姿もよく見かけたし、竿こそ出したことはないものの…

上府中公園の池(神奈川県小田原)

【かみふちゅうこうえんのいけ / 修景池】 二宮金次郎像が池畔にある公園池 上府中公園は小田原球場を擁し、スポーツ広場、多目的広場、アスレチック広場がある広い公園。 池は完全に公園池の様相であり、底はコンクリート。定期的に水抜きを行いプールのよ…

弘法池(神奈川県横浜)

団地の公園池らしからぬ独特のオーラが 弘法池公園という団地内の小公園になっている。それにしても軽々しい名ではない。弘法大師の名を冠した池は全国に点在するが、多くは杖のひと突きで泉がわき出し水不足に苦しむ村を救う、そんな池伝説になっている。 …

芦ノ湖(神奈川県箱根)

観光的ではないところで、じつはおもしろい芦ノ湖 日本の代表的湖沼23のひとつであり世界屈指の観光地でもある芦ノ湖は、「観光的ではない」ところでじつはけっこうツッコミどころがある。 まずこれだけ大きな湖なのに、めぼしき流入河川がない。しかも流出…

上水之尾用水溜池(神奈川県小田原)

【水之尾水源池】2023年12月中旬の上水之尾用水溜池 山中にひっそりとたたずむ農業用の溜め池 水源の水くみ場 バーベキュー禁止に(2022年) かつてはヤマメが釣れたことも 取水設備? 流れ出し 案内板 生息魚類と釣査 2023年12月 インレット側で工事 2022年…

岡崎釣り堀センター跡地の池(神奈川県伊勢原)

池のほとりにある「HOTORI席」。屋外テラス席の一番奥にある(2023年12月撮影) 釣り堀跡が、池のあるカフェ風のこだわりカレー屋に変身 カレー屋さんとコンビニに囲まれた池。 このあたりが釣り堀時代にはコンビニさえなかったので、ひさびさに来てみて、こ…

鬢手洗池跡(神奈川県横浜)

びんだらいけ。 この池は 鎌倉幕府開幕前の1180年、挙兵の際に源頼朝が禊ぎをしたとされている池跡。 現在は公道三叉路に池跡を示す標柱が立つだけなのでロストレイクといれる。 一帯は住宅地であるが近くには「横浜市最大の滝」もある。 池の霊験としては、…

やま喜フィッシングセンター(神奈川県横浜)

へら、金魚、鯉それぞれの専用池あり。各池ともに1時間から料金設定あり。 また南東に浄水池らしき施設も。

和泉川宮沢遊水地の四池(神奈川県横浜)

上池、鏡池、親水池、下池で構成。下池では釣りも 和泉川の洪水調節を担う遊水地であるが、宅地化が進む近隣市街地にあってオアシスのような場所にもなっている。上池、鏡池、親水池、下池という池がせせらぎで結ばれ、芝生広場や親水護岸もある。最下流部の…

鎧の渡し・首洗い井戸(神奈川県横浜)

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で中川大志さんが演じ、猛将・知将として心に残った方も多いであろう畠山重忠。 その最後に際し、重忠の首を洗ったとされる場所であるが、もともとは井戸というより河原に水が湧き出る穴があったのだという。 河道が変化したと…

首洗井戸(神奈川県横浜)

鎌倉時代末期に後醍醐天皇の皇子として生まれ征夷大将軍にまで出世しながら、室町幕府始祖の足利家と対立し、陰謀の末に殺害された護良親王の首を洗ったとされる井戸。 現在は住宅地の中にある。 かたわらにある「四つ杭跡」の石碑は首を祀る祭壇にするため…