水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

能見台 不動池(神奈川県横浜)

歌川(安藤)広重も描いた名勝・金沢八景「能見台」にある池。住宅地にぎりぎりまで前後をはさまれるような立地にもかかわらず、池には木々の枝葉がこんもりと覆い被さっていて雰囲気がある。オーバーフローしそうな緩傾斜のビーチ型の人工護岸もユニークである。フナ、メダカが生息。
トイレあり。釣り禁止。
以下、横浜金沢観光協会のオフィシャルサイトより。

能見堂は、寛文年間(1661~73)に、当時の領主久世大和守広之(くぜやまとのかみひろゆき)が、芝増上寺の子院を移設し、地蔵菩薩を本尊として再興した擲筆山(てきひつざん)地蔵院のことです。
明からの渡来層、心越禅師(しんえつぜんじ)が故郷の景色を偲んで、ここから見た金沢八ヶ所の勝景を漢詩に詠んだことで、『金沢八景』の場所と名称が定まりました。
歌川(安藤)広重らが、これを題材に浮世絵を描いたことによって、能見堂は広く知られるようになりました。




谷津関ヶ谷不動尊の池



 

能見堂緑地周辺ハイキングコース案内マップ

ひょうたん池へのルートも示されている。