富士五湖。
絶滅したはずのクニマスが生息。さかなクンのお手柄で明らかに。
富士山噴火の溶岩流でできた堰き止め湖で、水深は70mもある。
過去には大雨による増水で湖周道路がすべて冠水したこともあるが、現在は流出河川が人工的に設けられている。
写真家のあいだでは逆さ富士の構図が有名。日帰り温泉やキャンプ場などレジャー施設多い。
2010年に劇的なクニマス発見、2013年には世界遺産の構成資産として登録された西湖だが、現在でもヒメマス、ワカサギ、へらぶなの釣り場として現役である。(遊漁料必要)
西湖のヒメマスについては昔から黒い魚体の個体が釣れることが知られ、「クロマス」などと呼ばれていた。一方、話題となった「クニマス」は、秋田県田沢湖の固有種で1940年代に絶滅したと思われていた。本来は西湖にはいないはずだが、絶滅前に田沢湖から移流されたらしく、その事実は忘れられていたが、絶滅魚の正確なイラストを描こうとしたサカナくんが資料として西湖の「クロマス」を取り寄せたことが、70年ぶりの大復活劇の端緒となった。
釣りに関する案内と釣り人。
西湖はすっかり秋の気配。
駐車場と案内板。
マークした場所は観光駐車場。