水辺遍路

実踏・日本の湖沼 7,450湖

東京都

根津美術館の池(東京都港)

根津美術館は南青山という都心一等地に立地し、東武鉄道の祖であり鉄道王とも呼ばれる根津嘉一郎氏にゆかりの深い私立博物館。 もとは根津邸だった土地の庭園は、池にむかってスリ鉢状の地形になっており、立体的な造形と工夫で都心とは思えぬ妖しくも不思議…

舎人公園の大池(東京都足立)

へらぶなやタナゴ釣り場として長く愛されてきた舎人公園の大池。 カキツバタやヨシが茂り、野鳥や魚類を育む環境の豊かさと、自由で大らかな雰囲気が魅力の大池。東京の代名詞的水辺公園の水元公園にも引けをとらない舎人公園の景観要素を担う重要な構成要素…

浮球の池(東京都足立)

うきゅうのいけ。 水遊び用のいわゆるジャブジャブ池であるが、豪快なウォータースライダーをもったゴージャスなジャブジャブ池としてリニューアルされてからは、舎人公園の人気スポットとなっている。個性的な池名が付せられていることが個人的にはうれしい…

北池(東京都渋谷)

明治神宮境内にある五つの池のひとつ。 宝物館の近くにあり代々木駅側の北門から近い。池を太鼓橋が横切るが、オーバーハングした木々がワイルドな様相で、都心であることを忘れ原生林の中にたたずむ錯覚。神域として古くからの林が伐られることなく残されて…

南池(東京都渋谷)

明治神宮の池マップ ver.1.0(下書き)明治神宮境内にある五つの池のひとつ。 南池のまわりは明治神宮御苑という庭園になっており、ちゃんと池にまみえるには拝観料(御苑維持協力金)500円が必要。参道には、南池と通水する小川をまたぐ橋がかかっていた。…

東池(東京都渋谷)

木々に囲まれた細長い池。明治神宮境内にある五つの池のひとつ。 名のとおり東側にあり、明治神宮会館に隣接。北池や南池との通水関係や水路網は不明。明治神宮の池マップ ver.1.0(下書き)

寿々木園(東京都杉並)

JR総武線・阿佐ヶ谷駅のすぐ近くにある大正時代創業の老舗金魚釣り堀。2019年7月放送のNHK「ドキュメント72時間」の舞台となった。 経営する美容室の仕事の合間に夫婦で来るという中年男性は、友だちがいないから、と言いつつ目を細めて妻を見ながらどこか嬉…

天沼弁天池(東京都杉並)

天沼弁天池公園 天沼弁天池公園は杉並区が管理する公園。天沼は現在は一帯の地名となっているが、もともとは公園敷地の南広場あたりに桃園川の水源となっている湧水の池があって、これが天沼と呼ばれていたようだ。 杉並区のホームページによると往時の沼は…

お玉ヶ池(東京都千代田)

【おたまがいけ。於玉ヶ池。桜ヶ池】 二人の武士が一人の女をめぐって決闘。女は身を投げ、その名が池名に。 靖国通りと昭和通りが交差する岩本町は、首都高速、地下鉄も入り交じる都心の交通要衝である。この大通りから一歩路地に入るとビルの谷間に生まれ…

不忍池(東京都台東)

【しのばずのいけ。東京都立上野恩賜公園】不忍池のほんとうの素顔を知るためには、周辺の台地や高台を見る必要がある。消失した近くの巨大湖を含め、寒村だったころの風景をビル群のあいだに透かし見る歴史散策の醍醐味。 海跡湖から日本最古の公園池へ。 …

フンデルトヴァッサーの池(仮称)(東京都港)

建築家フンデルトヴァッサー氏による「21世紀カウントダウン時計」漢数字が特徴的。赤坂駅前のTBS放送センタービルのかたわらにある小さな池。階段状の流路がありポンプで水を循環させているようだ。 「自然界には直線はない」という建築哲学で知られるフン…

瓢箪池(東京都台東)

ひょうたんいけ。浅草公園。昭和26年に埋め立てられた浅草六区の瓢箪池と、関東大震災で崩落した浅草十二階。 大歓楽街として賑わった日本初の都市公園の池。 現在の場外競馬場ウインズ浅草のあったあたりには瓢箪池という公園池があり、周辺は浅草六区とい…

和田堀池(東京都杉並)

和田堀公園。鬱蒼とした和田堀池。都心とは思えない。 2017年秋の掻い掘りでライギョが。 子どものころの手に汗にぎる興奮と思い出を胸に、全国あちこちのヘビーカバーの池でフロッグを投げてきたが、なかなか会うことができないライギョ。かろうじて懐かし…

白鳥湖(東京都町田)

ザリガニ釣り大会のあとのザリガニの味。 東京町田の有料公園であるこどもの国は、旧日本軍の弾薬庫跡地を利用した広大な公園で、園内を歩いていると、ところどころに、きな臭かった時代の名残りを感じる。 公園の中心には白鳥湖と名付けられた大きな池が鎮…

隅田公園の池(東京都墨田)

隅田公園。スカイツリーのお膝もとの池。墨田川にかかる言問橋にほど近い隅田公園は、旧水戸徳川家の邸宅跡に造られた都市公園であるが、東京スカイツリーの開業によって、そのお膝もとの町の顔も加わった。最寄り駅は、とうきょうスカイツリー駅。 回遊式庭…

隅田公園の魚釣り場(東京都墨田)

隅田公園。 墨田川にかかる言問橋にほど近い公園内の池であるが、へらぶな釣り場として整備されている。 箱庭のような池だが、自転車で通う地元ヘラ師の憩いの場であることは間違いない。 初めてここを訪れた2012年には入場料は10円だったが、2018年の再訪で…

伝法院庭園の大池泉(東京都台東)

浅草寺。 外国人観光客で大賑わいの浅草寺。雷門をくぐると常設の露店が並び、平日でも歩くスペースを見つけなければならないほどの人出。多くは外国人である。 これほどグローバルな観光地として爆発するとは二十年前には想像もできなかったが、何が外国人…

血洗いの池(東京都豊島)

学習院大学の構内にある池。池の名は、文学的創作? 皇族が学ぶことで知られる学習院であるが、キャンパスは山手線の目白駅前にあった。明治末にこの地に門を構えてから100年以上、緑豊かな自然林を守ってきた。構内にある血洗いの池は開校以前からあったよ…

心地池(東京都北)

旧古河庭園。 武蔵野丘陵の南斜面を利用して作庭された和洋折衷の庭園。 斜面の上に欧米人設計によるゴシック調洋館を配し、明るい洋風のローズガーデンを経て斜面下に、日本人設計の回遊式泉水庭園がある。 なお心地池というのは日本庭園内の池によく使われ…

潮入の池(東京都中央)

浜離宮恩賜庭園 東京では唯一、海水が入る池。鴨場も見ることができる。 首都圏の季節のたよりとしてメディアにもよく登場する特別名勝の浜離宮。江戸時代には徳川将軍家、明治になって皇族の別邸にもなった経緯をもち、東京を代表するブランド庭園である。…

三四郎池(東京都文京)

青春小説の重要シーンの舞台となり、本のタイトルが池の愛称に。 本郷にある東京大学構内で憩いの場となっている池で、江戸時代初期に加賀藩主前田家の江戸邸内に泉水式の庭園池として築造され、本来の名は「育徳園心字池」である。 大学敷地内のくぼ地にあ…

原の水神池(東京都品川)

都心も近い古い住宅街の中にある小さな池であるが、一帯が農村だったころから地域の貴重な湧水による水源池として大切にされてきた。収穫した野菜を出荷前に洗っていたという話もある。 また、池の水が目の病に効験があるとされ、治癒した人がお礼として池に…

大池(東京都国分寺)

年に2回だけ公開される池。 国分寺市や調布市など、武蔵野を貫流する野川の水源となっている池である。 池と周辺の土地は日立製作所が所有し、中央研究所に付随する庭園となっている。敷地は厳重に閉ざされており、高い塀とフェンスでふだんは池をのぞき見…

姿見の池(東京都国分寺)

源平合戦のスターと遊女の悲恋。 国分寺の住宅街。狭い道をクルマが行き交うなか、小公園として整備された一画に姿見の池はある。 一見、なんでもない小さな池に見えるが、源平合戦で名を馳せた畠山重忠と遊女にまつわる悲話が伝えられている。 畠山重忠とい…

真姿の池湧水群(東京都国分寺)

お鷹の道。 首都に保全された名水百選の湧水池。 かつては国分寺崖線(こくぶんじがいせん)に沿って多数の湧き水が地域を潤していたが、都市化によって埋め立てられたり枯渇するなどして、往時の姿をしのばせる貴重な場所として真姿の池周辺の湧水と水路が…

おとめ山公園の池群(東京都新宿)

元祖・公園デザイナーが手がけた池群。 福島県の相馬藩主だった相馬家の邸宅跡地がおとめ山公園として整備され無料開放されている。相馬家の江戸屋敷かと思ったが、そうではなく、相馬家は大正時代になってここに邸宅を構えた。 その際、日本初の公園デザイ…

武蔵の池(東京都国分寺)

武蔵国分寺公園の構成要素となっている池であるが、いかにも公園池といった構造で深みはない。「武蔵の池」という池名は公園案内板に記載されていたものだが、公園造成時に付けられた愛称だろう。 公園は中規模の都市公園の様相で、派手さはないが地域住民の…

浮間ヶ池(東京都板橋)

浮間公園の池。 明治時代までは、荒川そのものだった。 東京下町のオアシス的な浮間公園。その中心構成要素である浮間ヶ池は荒川放水路が完成する前は荒川の河道、つまり荒川の本流そのものだった。釣り人のあいだでは「浮間公園の池」と呼ばれてきたが、「…

目黒不動尊の池(東京都目黒)

古い商店が並ぶ参道では、ヤツメウナギが名物。 境内に四つの池と水場がある。写真の池は仁王門のわきにある池で、池端には山手七福神の恵比寿神が祀られている。 ここの水辺では手水場(ちょうずば)の方も注目。石組みの深い池は都心ではめずらしい名水清…

細川庭園の中池・大池(東京都文京)

もとは肥後細川家の江戸屋敷にあった池泉式回遊庭園。 中心となる池泉は、通水する中池と大池で構成される。築山もあり、池を見渡せる。 駐輪場あり、駐車場なし。 入場無料。 周辺は狭い路地や一方通行が多いので、公共交通機関でのアクセスがよい。 また、…