水辺遍路

実踏・日本の湖沼 8,000湖

長野県

桂池(長野県飯山)

かつらいけ。 新潟県と長野県の県境をなす全長80kmにわたる関田山脈の稜線を縦走する信越トレイル。 野尻湖から斑尾高原の希望湖を経て、稜線ルート上には16の峠と、桂池、茶屋池、野々海池と個性的な池が連星のように連なる。 桂池は、ブナ林に囲まれた黒岩…

伝説の大池(長野県大鹿)

長野県の山あいにある大鹿村。町を覆うようにそびえる急峻な山をクルマで延々と上って行くと、やっと大池高原に着いた。地形的にもかなりすごいところに、ポツンとひとり佇む不思議な山池だが、実際に鹿塩の七不思議に数えられている。 明瞭な流入河川や流出…

横川ダム(長野県辰野)

【よこかわだむ。よこかわ湖】 防災ダムだが案内板や駐車場もあり、なかなかフレンドリー。 クレスト部に並んだ非常用洪水吐が水を吐き出すと、ダム全体がひとつの巨大な白い滝になりそうだ。この非常用洪水吐も下部中央に一門ある常用洪水吐もゲートレス。 …

天空の池(長野県大鹿)

大鹿村の池めぐりマップ ver.1.0 (2019)大鹿村の絶景スポットとして紹介されている山池。 稜線近くの山肩という立地なので景観は折り紙付き。天空の池という観光的なネーミングだが、オリジナルの名も知りたいものだ。 クルマで池のそばまで上がれるようだ…

野ヶ池(長野県大鹿)

池の水源という伝説がある大木の根もとの洞とはこれであろうか南アルプスの深い谷間にある歌舞伎の里、大鹿村。 野ヶ池は絶景スポットのひとつとして紹介されていたが、ひっそりと林間にたたずむ苔庭のような小場所だった。昔はもっと大きな池だったらしく、…

中郷御池(長野県飯田)

なかごうおいけ。御池山クレーターを中心に中郷御池と程野御池を描いた。クレーターの外縁の西側3分の1ほどが山の稜線となっている。御池への登山道はこの尾根上を通っているので、クレーターの外縁を歩くことになる。御池のはるか下の谷には、転がり落ち…

三浦ダム(長野県王滝)

【みうらだむ。三浦湖、三浦貯水池】 この谷の奥に、戦前は東洋一を誇った巨大な三浦ダムがある貯水池は三浦湖、三浦貯水池の二種類の表記が見られる。 重力式コンクリートの堰体は、戦前に建設された当時は東洋一の巨大発電用ダムで、現在は土木遺産にも認…

王滝川ダム(長野県王滝)

関西電力が管理する水力発電用ダム。 山が両側から迫ったボトルネックを重力式コンクリートダムで堰いているが、ダム湖は集落のある盆地にまったりと広がる。よって水深は浅いが、暮らしに溶け込んだ景観をかたちづくっているのは、秘境ともいえる山奥の発電…

王滝村自然湖(長野県王滝)

御岳自然湖や御岳天然湖といった呼び方もあるようだが、地元では単に「自然湖」と呼び、自然遺産として積極的に観光活用を進めている。名のとおり1984年9月の長野県西部地震における山体崩壊で王滝川が堰かれた天然の土砂ダムである。 堰き止め湖ならば堂々…

西大滝ダム(長野県飯山)

日本一の長大な河川である千曲川(信濃川)の本流を堰く東京電力の発電用ダム。 コンクリート製の堰堤は重厚なたたずまいがなかなかの味わいを見せている。 ダム直下の消波ブロックの間では、国交省によるエサ釣りによる生息魚類調査で平成29年に50センチも…

瓢箪堤(長野県伊那)

六道堤を盟主とする笠原蟻塚城ため池群の中では、雛壇の最上段に位置する二段のかさね池。 堤の上を生活道が走り、かたわらに公民館らしき建物も。 池名を記したなかなか立派な看板が立ち、Googleの航空写真では堤の上を泳ぐ鯉のぼりらしき姿も見えた。 看板…

新堤(長野県伊那)

六道堤を盟主とする笠原蟻塚城ため池群のひとつ。 池の顔だけを見ると山深い立地に思うがそうでもなく、堤の上は舗装された生活道で周囲は農地や民家。蟻塚城笠原の野池マップver.1.1(水辺遍路謹製) 周辺の案内板。いくつもの池名が記されている。ありがた…

馬場堤(長野県伊那)

六道堤を盟主とする笠原蟻塚城ため池群のひとつ。 馬場は城郭にちなむ池名と思われるが、機能としては農業用だろう。蟻塚城笠原の野池マップver.1.1(水辺遍路謹製) 周辺の案内板。いくつもの池名が記されている。ありがたい! 蟻塚城趾の駐車スペース

片桐ダム(長野県松川)

【かたぎりだむ。松川湖】 長野県営の多目的ダム。ダム湖名は松川湖。 ダム湖と下流側は禁漁区で釣り禁止。また、ウチダザリガニの持ち出し禁止という看板もあったので、生息地なのだろう。 ダムからは赤石岳をはじめ南アルプスをのぞめるというが、天候が曇…

六道の堤(長野県伊那)

ろくどうのつつみ。 現在の伊那市街地と、かつての城下町である高遠城とを結ぶ街道の中ほどに、田園地帯と溜め池群がある。池は棚池状で、山城である蟻塚城趾からのびる山裾に点在。仮にこれらを笠原蟻塚城ため池群と呼ぶなら、最下段に位置する六道の堤はそ…

シンガハタの池(長野県王滝)

形状だけでは隕石湖とはいえない。周辺の地形や、隕石由来の岩石成分が採取されるかどうかが鍵 日本唯一の隕石湖??? 宇宙研究者の調査も入ったシンガハタの池 地形と空撮写真 土砂崩れによる堰き止め湖の可能性は? シンガハタの池へのアプローチ 鳥瞰図 …

入笠湖(長野県富士見)

にゅうかさこ。2011年7月の入笠湖。この年、オンエアーされたドラマ『それでも生きていく』の主舞台「三芙根湖 」こそ、この池入笠山の標高800m前後の山裾にある湖周800m級の池。 かんがい用ため池をベースに、風光明媚なへらぶな管理釣り場として一時代をつ…

山の神溜池(長野県富士見)

入笠山の山裾に広がる緩斜面の農地の中にある溜め池。 近くの入笠湖もそうだが、斜面方向に対して通常の池は縦長になるものだが、横長の特徴的な形をしている。堤は長辺部分になる。棚田を合体させた棚池とも考えられる。 「さかなつり禁止」の看板が立って…

鳥ヶ池(長野県大鹿)

この写真の中に鳥ヶ池が写っているはずなのだが・・。木で見えない 予想外の苦戦・・とりあえず位置特定だけは 日本有数の山深い村として知られる大鹿村。現在は麓に道の駅もあるが、一歩、山の中に進むと目もくらむ急峻地形。 そんな大鹿の鳥ヶ池はキャンプ…

御岳湖(長野県木曽)

【おんたけこ。牧尾ダム】ダム湖のむこうに霊峰・御嶽山がのぞいていた。3千メートル峰だというのに、なんというどっしりとした重量感(2019年9月撮影) 木曽の山奥から、はるか中京圏を支える水がめ。 愛知用水の水源として中京圏の上水道、農業、工業に大…

黒川渡ダム(長野県木曽)

くろかわどだむ。黒川渡ダムという名のバス停。池にせり出すように待合所が。 宿場町・木曽福島の町に寄り添りそう貯水池。湖畔に「黒川渡ダム」というかわいらしい待合所付きのバス停があって、なかなかの味わいである。 取水堰の隣には、じつにマニアック…

志賀高原の湖沼群(長野県志賀高原)

2019年5月作成(ver3.0) 高原と山岳ハイキングでめぐる天然湖沼の楽園。 標高千メートルを越える志賀高原には70余の大小の湖沼がある。最大は大沼池で、次いで琵琶池。 志賀高原の水辺は、ドライブがてらに楽しめる琵琶池、丸池をはじめ「池めぐりコース」…

居谷里第一貯水池(長野県大町)

いやりだいいちちょすいち。写真はスマホで撮影したものだが、季節と時間を狙ってじっくり撮れば、かの御射鹿池にも負けぬ景観美が得られるかも。 あるいは「女清水」をもたらしたオリジナル居谷里池? 二車線の快適な県道沿いにあり、じつにカンタンに会え…

居谷里第二貯水池(長野県大町)

いやりだいにちょすいち。堰体奥に玉石組みの護岸が見えるが、なぜ?魅惑的な断層湖のひとつ、木崎湖を東側からふたぐ山の上にある居谷里湿原(いやりしつげん)を水源とした沢が大町街道にぶつかるところに造られた二段の貯水池。上池が第一貯水池で下が第…

西浦ダム(長野県小諸)

西浦堰堤。ダムとはいっても堤高は15mに満たない。東京電力が管理する発電用ダム。西浦ダムと地元でも呼ばれているが、堤高は15mにわずかに届かない。貯水池の名は西浦調整池。池というより千曲川の一部の川幅が少し広くなった感じである。フェンスで川側に…

四京大池(長野県東御)

御牧原の野池群のひとつ。 堰体上に一車線の舗装路がついているが新しそうだ。フェンスも新しい。 堤体前面の補強タイルブロックや取水設備も新しく、堰体全体に大規模改修が施されたようだ。 池の上は水田が広がり、皿池のような様相。ゆるやかな斜面の一部…

鶴の池(長野県東御)

御牧原の野池群のひとつ。 二車線の県道から少し見おろすかっこうで見える。二段の兄弟池になっているが、もう一方の池は分からない。こちらが鶴の池なら、あちらは亀の池か。

和池(長野県東御)

湯ノ丸の山腹にある池では高い方にあり、なかなか立派な堰堤と洪水吐をもつ農業用溜め池。 道路沿いに池と空が広がって雰囲気もよいが、池名が記された立派な石造りの碑とともに立入禁止看板が立つ。その理由が少し変わっている。魚類および水質検査のため、…

浅川ダム(長野県長野)

一見すると建設中のダムかと思ったが、長野県営の治水専用ダムとして稼働している。長野市街地を直下に見おろし、まさに町を守る最後の砦といった風情。 洪水のときに水を受け止めるのが仕事なので、平時においては貯水池があるべきところに水はなくコンクリ…

種池(長野県長野)

飯縄山西麓の戸隠高原の北はずれにあり、古池と隣接。 インレット側から湿原化が進行しており、航空写真などを見ると水面がなくなってしまうこともあるようだ。 池をのせた高原は、やがてゆるやかに黒姫山へと雄大な斜面をもたげていく。種池種池(左)と古…