長野県
デンカ大網発電所直下にあり、水力発電に使われて解放されたばかりの水をすかさずこの堰で捕らえ、再び次の発電所に向けての長い地下導水路へと導く。ラピュタのような巨岩がみごとな引き立て役になってくれている。沈砂池が付随し、見ごたえがある。という…
峠に立地する星空の美しい釣り池 星と緑の池という名はもちろん公式な名ではない。登録名「大洞大池(おおどうおおいけ / 大洞池)」という農業用溜め池を釣り池的な公園要素として活用しており、キャンプ場が併設されている。 池ではヘラブナの魚影を確認。…
【ふかみいけ / 深見の池 / 深見ノ池】 伊那谷最大の天然湖。奇妙な生態系で国際的に注目 かたわらの山裾には民家が立ち並び、変哲もない山里の小さな池に見えて、国際的に名を轟かせた天然湖でもある。京都大学をはじめとする陸水学の研究機関がこの池の光…
「イワナ原種保存区の為禁漁」という山奥のダム 長いダート林道でアクセする堤高14.7mの農業用貯水池。湖面標高は1500m! 奥志賀高原のこんな山奥でなんでまた農業用のダムが? と思ったら、50kmにも及ぶ農業用水路で北信エリアの農地に水を送っているんだと…
【みうらだむ。三浦湖、三浦貯水池】地域の地酒を醸す中善酒造が三浦ダムを酒造りに利用(2020年) 御岳の奥離にある到達困難ダム 関電が管理する水力発電専用の重力式コンクリートダム。ダム湖は三浦湖、三浦貯水池の二種類の表記が見られる。 重力式コンク…
【おんたけこ。牧尾ダム】ダム湖のむこうに霊峰・御嶽山がのぞいていた。3千メートル峰だというのに、なんというどっしりとした重量感(2019年9月撮影) 木曽の山奥から、はるか中京圏を支える水がめ。 愛知用水の水源として中京圏の上水道、農業、工業に大…
峠近くの平坦地形ゆえに岸もなだらかで水辺キャンプの好適池になっている千代田湖(2025年10月) 標高1300m! キャンプができる峠の溜め池 松倉川の水源で分水嶺の金沢峠直下の平坦地を堰いて造られた溜め池。標高はなんと1300m近くあり、先人の水を確保する…
初冬の夜明けに霧がたなびく諏訪湖。中央下に見えるのは唯一の流出河川の天竜川に吐き出す釜口水門(2022年11月撮影) まったりとした凹みにできた日本一の水たまり 諏訪湖を見ていつも感心するのは、壮大な「水たまり」感。 山に囲まれた標高759mに盆地に立…
【ひじりこ / ばんばの池、猿ヶ馬場池(さるがばんばいけ)】聖湖(2025年10月撮影) 峠にあった天然湖沼を改造した溜め池 聖山の山腹に広がかる聖高原。聖湖(ひじりこ)はシラカバとカラマツに囲まれ、ゆるやかに水辺を広げる天然湖沼ベースの溜め池で、レ…
キャンプ場が隣接する野池 水辺遍路マップでは聖高原の湖沼群に入れているが、細かくいえば聖山の東麓、千曲高原を代表する大池三兄弟の長男坊。 アクセス路は二車線。三段の池のいちばん上の池。 釣り禁止・立入禁止の姿勢がきわめて厳しい。 しかし、長野…
写真をもとにペイントを施したフォトバッシュという技法で描いた王滝村自然湖(2020年) 立ち枯れ水景では少数派の天然湖 立ち枯れ水景は全国各地にあるものの、北海道の「青い池」を始め人工の湖沼が多数派だ。そんななか「自然湖」の名を持つ立ち枯れ水景…
みしゃかいけ。秋早朝の御射鹿池(2025年10月末撮影) 東山魁夷「緑響く」のモデルになった温水ため池 数年前、近所の人が「御射鹿池に行ってきました」とうれしそうに言っていたので驚いた。 東山魁夷「緑響く」のモデルになった池といわれてはいたものの、…
日本一の星空の村にある山池 恵那山と野熊岳のピークを結ぶ県境稜線から150mほど長野寄りにある湖面標高1730mの山池。 池の在所となっている長野県阿智村は日本一の星空として有名になった。野熊の池からの星空もさぞかし素晴らしいことだろう。 近くに池名…
おくすそばなだむ。 奇岩の奥裾花峡谷に水景をもたらしたダム 百名山・戸隠連峰の裏筋にある奥裾花峡谷は、100mの絶壁が山腹を5kmにわたって断ち割る。「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれ、地質学的にも重要。 切れ込みの起点に、県営の多目的ダム…
奥裾花自然園は、戸隠連峰の高妻山の裏側にあたる(2025年10月撮影) 奥裾花自然園内の湿原にある天然沼沢 戸隠連峰の裏側にあたる裾花川の集水域となっている山腹は水源の森百選にも選定され、吉池、ひょうたん池のある奥裾花湿地、今池湿原や元池を抱いて…
【たてしなこ / 滝之湯堰】「北ヤツ」こと北八ヶ岳連峰の蓼科山と北横岳が並ぶ贅沢な湖景(2025年10月) 道の駅が寄りそう老舗レジャーレイク 標高1250mの蓼科山麓に農業用温水ため池として昭和時代に築造。世界かんがい遺産に長野県下で初登録された江戸時…
こげみいけ。 高原上の別荘地にある閑静な会員制釣り池 花見(けみ)は信州において湿地の意。 カラマツが林をなす小花見(こげみ)高原に1kmほどの距離を隔てて大花見池と小花見池(こげみいけ)がある。 2013年の初訪時、小花見池は釣りが公認されており陸…
おおけみいけ。2025年10月撮影 美しい信州ことばの名を持つ池 花見(けみ)は信州において湿地の意。 カラマツが林をなす小花見(こげみ)高原に1kmほどの距離を隔てて大花見池と小花見池(こげみいけ)がある。 いずれも高原のテーブルトップ上に立地し、取…
【しらかばこ / 池の平】不思議な細長い島にも白樺が(2021年撮影) 高原の古典的レジャーレイク 標高1,416mに立地する湖周3.8kmの白樺湖は現役の農業用溜め池であるが、信州のお家芸ともいえる湖名を授けての観光「池」として、もはや古典的な存在といえよ…
八ヶ岳の双子池(2014年撮影) 北ヤツ池めぐりコースのハイライト 北八ヶ岳トレッキングにおける池めぐりコースのハイライトが双子池。山荘をはさんで雄池と雌池が並ぶ。 三方を山に囲まれた雌池に対して、雄池はなだらかな地形でビーチのようになっている場…
【めがみこ / 赤沼温水溜池、赤沼溜池、赤沼の溜池、赤沼の池、赤沼池】溜め池とは思えぬ高原の湿原のような景観をもつ女神湖。 氷河期の高層湿原の様相と、レジャーレイクの名、そして河童伝説をもつ溜め池 もとは氷河期からの古い高層湿原で赤沼池と呼ばれ…
どうげんこ。洞源湖(2025年3月撮影) 蓼科スカイラインの入口に立地する池 昔は佐久市民の手軽なスケート場だったという洞源湖。2014年の初訪時は湖畔というか池畔に、洞源湖温泉クアハウス佐久が立っていて、ちょっとしたレジャー池感があったと記憶してい…
美笹湖(2025年10月撮影) 廃墟感を楽しみながら釣りのできる池 美笹湖ファミリーランドという名称で開発された蓼科スカイライン上にある標高1000mのリゾートレイク。というと聞こえはいいが、湖畔のレストハウスは営業しているのかどうかも分からず、各種施…
軽井沢の南はずれにある高級リゾート施設を付き従える池。長野、特に軽井沢では小さな池でも「湖」の愛称を持たせていることも多いが、これもそのひとつ。近くには何と横文字の「レマン湖」なんてのもある。 八風湖は周囲長600mクラスの溜め池構造を持った池…
火山由来の天然湖で大沼池と同期生 火山由来の天然湖で大沼池と同期生 志賀高原湖沼群のナンバーツー 琵琶池の形態と構造 火山活動による天然湖 湖岸 丸池からの導水路 北側の導水路 導水路をまたぐ道路 水路 取水口と発電設備 揚水式発電の上池の役割も レ…
2025年8月の蓮池 志賀高原の「池めぐりコース」の拠点 スタート地点の駐車場からの「池めぐりコース」と銘打たれた遊歩コースは全10kmにわたって池や湿原をたどるトレッキングコース。 蓮池はその玄関口にあたり、山の駅、ビジターセンターが立ちならび瀟洒…
おがま。 2008年に家族で訪れた。 17年後の夏、カーナビの誤誘導でこの路地に入り込み、引くも地獄、進むも地獄の事態に。2025年現在は外国人観光客があふれるこの路地をスーパーロングのキャラバンで突っ込むはめに。 古い写真を見直していて、まさか、あの…
【のじりこ / 信濃尻湖、芙蓉湖(ふようこ)】斑尾山にかかる浮世絵のような雲。右下で泳ぐ女の子は小さいころの娘。野尻湖での思い出の一枚(2008年8月撮影) ナウマンゾウが湖底から出土した天然湖 湖の形が芙蓉(ふよう)の花の形に似ていることから芙蓉…
【すたかこ / スタカ湖】 標高1,300mのどん詰まりに楽園のような小場所 野沢菜で有名な野沢温泉を通りすぎ、スキー用のリフトを横目に見ながら、延々とつづく九十九折りをのぼりつめた先、標高1,300mの上ノ平高原に着く。スキーリフトはさらに上、頂上の毛無…
【ほくりゅうこ / 北竜池、早乙女の池】美しい裏山の杉斜面と、弁天島のご神木(2025年8月撮影) 池活によるレジャーレイクの歴史が長い 池のおこりは古く江戸時代に築堤の記録があることから、それ以前から沼のような形態の天然湖沼が存在した可能性はあり…