新潟県
2024年10月の予備調査登山で、獅子沼の立地地形を掌握 豪雪に包まれる巨大山塊の稜線に穿たれた池群 百名山・飯豊(いいで)連峰の山池のひとつ。 獅子沼は、いぼ岩山の山頂近くにあるが、稜線が新潟と福島の県境になっており、やや新潟県側に位置する。 下…
弘法大師(空海)伝説のある湧水の池。 弘法大師は満濃池をはじめ溜め池築造でも業績を残しており、杖のひと突きで泉を湧き出させたというパターンの伝説は全国各地に点在する。 bunbun.hatenablog.com ランキング参加中パワースポット
現在は「かに池公園」として池名だけが残っているロストレイク(消失湖)。 現地に立っている石碑の由来記によると江戸時代には河跡湖と思われる蟹池があったという。霊夢に従い探してみると、蟹池の中から地蔵尊が見つかったとの伝説もある。 トイレあり。
五智公園キャンプ場が隣接し、公園内に取り込まれた溜め池。 一周540mの遊歩道で池をぐるりと散策できる。下の池は釣りはしないでとの看板。 下側の池 エサやり禁止の池看板はときどき見かけるが、「油で揚げたお菓子を与えないでね」という注意看板は初めて…
忠臣蔵の登場人物、堀部安兵衛が生誕した新発田(しばた)。 「狐の尾引城」の別名もある新発田城の水堀は、明治時代に半分が埋め立てられ今残るのは南半分だけだが、広がりや曲がり具合に変化があり見ごたえがある。 特に釣り禁止看板もない。 マークした場…
日本三大ブナ林「美人林」の池 ため池を囲むブナ林を「美人林」として観光地化。年間10万人も観光客が訪れると十日町駅にあったパンフレットで知った。 池の方は明瞭な堤構造を持った溜め池で、明治時代に築造とのこと。現役の貯水池の役割は引退しているの…
近江八景をモチーフに「水」をかたどる庭園池 国の名勝に指定された清水園(旧新発田藩下屋敷)の庭園池。 琵琶湖を中心とした近江八景をコンセプトに取り入れ、「水」の字をかたどった池泉回遊式の庭園池。池は「かたどり」に素晴らしさを感じた。石汀、島…
佐渡島の野池群のひとつ。 小佐渡の山里に立地する堤高17.5mのアースダムが堰く溜め池。 堤の前法面は黒のラバーフェイシングで防水処理されている。
泉縄文公園に隣接した溜め池。三角屋根の取水塔が独特のカラーリングとデザインで目を引く。 泉縄文公園には「イワナの里」という民営の釣り堀、人工せせらぎのある水生植物園、ピクニック広場などがある。 トイレの縄文レリーフが独特。 無料駐車場あり。 …
桃源郷感漂う映画セットのような野池 美しい池だった。森に囲まれた草原、池畔の神社の赤い屋根。廃校になった小学校を利用した野外美術館。そしてのんびりと水面に竿をのばす釣り人。 初めて会う池で、こんな映画のセットのような池がまだ日本に残っていた…
国の天然記念物に指定された海岸のポットホール。 約500mの海岸区間に78個の甌穴。中でも直径2メートル以上、深さ3m規模のものは14個。 佐渡島周回路沿いにありアクセス性よい。駐車場、トイレあり。 駐車場の一角にも? 甌穴とは かめ穴、ポットホールとも…
鉱山跡に残された特殊な用途の池 佐渡金山の近代炭鉱跡地に廃墟として残された円形の鉱滓分離池。 採掘されたばかりの玉石混交の採掘物から水分を分離しターゲットとなる鉱物を選別する下準備のような役割があり、全国的に有名な事例としては兵庫県朝来の神…
佐渡島の玄関口である両津の町近くで名水がくめる場所。 「新潟の名水」に選定。 佐渡島には五つの酒蔵があるが、ここ両津地区では「天領杯」。酒場でも供されている。 両津の酒場と地酒
南魚沼の地酒にも使われる湧水 落雷や旱魃の被害が大きかったこのあたりの地に雷神様を祀ったのが名水の名の由来。 生活用水のほか、地酒造りの水としても使われている。 神社の中に水くみ場があり、霊水をくめる。 酒場とカジカ 名物のカジカ酒は川魚の郷土…
五日町天池教育キャンプ場に隣接した池。 マークした場所は、五日町パーキング。トイレあり。五日町天池は800m西。
魚沼の町を見下ろす「見晴らしの湯 こまみ」に隣接した池。ため池の構造が確認できる。
大戦の戦時中に稼働を始めた水力発電所の設備のひとつで、発電所に落とす水に含まれる砂を取り除くための玉石モルタル護岸の人工池。 現在は東北電力の所管。写真には取水堰や水路も見えるが、取水堰下はほとんど水の流れがない。
水力発電用の調整池 「天竺」という有料キャンプ場の山の上にある人工池から導水鋼管がまっすぐ五十沢川に下っている。 永松水力発電所に水を落とすために永松渓で取水した水をこの調整池に貯水している。 裏巻機の登山口があるが上級者向けで年に数人ぐらい…
たてのうちつつみ。 近年では北海道でも少なくなってきたのに本州ではきわめて珍しくなった無料&予約不要という自由なキャンプ場が、五泉市森林公園キャンプ場。 このキャンプ場の構成要素のようになっているのが館の内堤であるが、新潟県のオフィシャルた…
弁天潟風致公園として水遊び水路やビオトープが整備されている。ビオトープにはメダカの姿も。 白鳥飛来池。 駐車場、トイレあり。 ビオトープと水遊び水路 メダカの姿も。 駐車場と案内板
佐渡島の野池群のひとつ。 堤高15mのアースダムが堰く溜め池で、新潟県のオフィシャルため池データベースでの登録名は「千代田」。 木の栓を使った斜樋や、荒削りで急傾斜の土堰体、素朴で豊かな湖面など魅力がつまっている。 「ダム便覧」未掲載のダムのよ…
佐渡島の野池群のひとつ。 「にいがた農業水利百選」に選定された農業用ダム湖。ロックフィルダムが堰く小佐渡の水をたたえた芳醇な湖景が目にしみる。 地酒 4kmほど西にある尾畑酒造の「真野鶴」。下のダム写真の奥に見えているのが真野湾。 Googleマップ b…
しみずだいらためいけ。 トキ保護区と一体となった里池 佐渡島の野池のひとつ。 約300年前の江戸時代に、水不足解消のため地元の住民たちが力を合わせて築造。かつて池の上には環境庁佐渡トキ保護センターがあった。現在は地域のトキ保護を担うNPO法人によっ…
【じゅうにがた / 古阿賀(ふるあが)】 「潟」の名のついた河跡湖 成因タイプは阿賀野川の旧河道蛇行部分が取り残された河跡湖。地元では「古阿賀(ふるあが)」と呼ばれている。 江戸時代の河川改修によって生まれた。 二本の農道の橋によって三区分され、…
江戸時代の大地震後に変化した地形への対処策 たらい舟の遊覧で知られる小木湊は、江戸時代には佐渡金山の出荷港として栄えた。海岸前の番所では船の積荷検査や徴税が行わていたが、大地震の地面隆起で海岸が40mも遠のいてしまったため、四年後に番所までの…
おだけごうちためいけ。 「ダム便覧」に掲載されている堤高20.3mの溜め池。 2018年の初訪では堰体下側にアプローチ路入口らしき道があるが、オートバイで進んで行くと民家で行き止まり。 2022年の再訪では池を遠巻きにしている道をぐるりとまわり、アクセス…
さいがいけ。三度目、7年かかってやっと会えた犀ヶ池。池岸で釣査しているのは、今回ガイドをしてくれた地元出身の伊藤氏 上越市HPで紹介されているものの秘湖の趣き 上越市内には同名の別の池も 犀ヶ池への道のり 地元での聞き込み(2015年) 空撮で姿を(2…
くびき野の野池群のひとつ。 百名山・妙高山の眺望がよかったので立ち止まったが池はフェンスで囲まれており立ち入りできない。直線的なコンクリート護岸を持つ池は周辺の水田地帯にかなりの数が見られるが、ため池データベースにはどれも登録されていない。…
新潟県立植物園の園内にあるスイレンの咲く池。里山を従え新潟特有の潟湖を思わせる本格的な趣きのある池だが名前は特に付いていないらしく園内さんぽマップには「池」としか記されていなかった。 ほかオニバス池もある。 鑑賞温室は入園有料だが池の散策は…
くびき野の野池群のひとつ。 現在でこそ上越地域最強のハクチョウ飛来地となっているが、もともとは1999年に訪れた70羽の小さな群れが最初だった。 周辺の農地を猟銃禁止区域にするなど地域の理解と努力があって現在の姿に。 池畔に駐車場あり。 マークした…