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2024年にツインテラス展望台が開業した新道峠からの河口湖(空撮) 人の手で「一級河川」となった天然の水たまり 人の手で「一級河川」となった天然の水たまり 河口湖の形態と景観 吐き出し 南岸(河口湖町) 南岸(道の駅の前の浜) 河口湖の産業 ブラック…
【さいこ / 富士五湖】 西湖 竜宮祭 2024 水の神「豊玉姫命」を祭る竜宮神社の祭典。クライマックスは湖面を染める打ち上げ花火。 開催日時:2024年8月2日(金) 12:00~20:00 開催会場:西湖前浜 西湖 竜宮祭 2024 西湖の奇跡。絶滅したはずのクニマスが 田…
【さやまいけ / 筥ノ池 / 狭山池公園】狭山池公園の構成要素のひとつ。ふなっこの池(2024年7月撮影) 「筥ノ池」の名で平安時代からある池? 釣り公認のちょっといい感じの公園池にしか見えなかったが、案内板を読んでみれば、「筥ノ池」(はこのいけ)の名…
日本一深い湖。水環境史上最悪の、信じがたい愚挙の舞台 東京タワーがすっぽりと水没してしまうほどの水深があり、日本一深い湖沼でもある田沢湖。最大水深は423mで、しかも湖底はフラット。内陸にあるが湖底は海水面よりも低い。 こんな不思議な形態の湖が…
群馬県沼田にある道の駅・白沢は、河岸段丘のへりというダイナミックな立地に。段丘下には平出ダムがある。全国で1000を越えた道の駅は、まだまだ新しい施設が全国各地で増えている。日帰り温泉を備える道の駅は車中泊拠点としても人気が高く、最近では水辺…
【おおじろいけ / 大白公園】 海岸裏で水遊びができる潮だまりテイストの池 椰子の生えた砂浜の裏手にある南国ムードあふれる熊野灘臨海公園。その一地区である大白公園は、海岸間際にある大白池を中心とした公園。 いかにも海跡湖らしい地形に開放的な公園…
【荒川第一調節池 / 荒川貯水池】 調節池なのにダムカードまであるレジャー&スポーツレイク 荒川の広大な河川敷に治水目的で造られ、国交省が直轄管理する荒川第一調節池は「彩湖」の愛称のもと、釣り、ウォータースポーツ、環境学習からトライアスロン大会…
彩湖をかたどったミニ彩湖 彩湖の形状をかたどった、いわゆる「カタドリの池」。さらにビオトープも兼ねた観察池でもあり、彩湖自然学習センターに付随し釣りや動植物の採取は禁止されている。 無料の資料館も隣接。 本家のすぐ横のミニチュア池は、千葉県の…
横浜の里池の姿を昔のまま保全 横浜市内ということもあり、郊外に位置する寺家も宅地が進む。そんな中、のどかな田園だったころからあった5つのため池に潤された谷戸の一帯を「寺家ふるさとの森」として保全し、里山の景観と機能を今に伝えている。 5つの…
【みずもとこあいだめ / 外溜】こんな環境で釣りができるなんて東京23区内と思えない贅沢。柵もなくて自由な空気。 「水郷」と呼べる規模をもった都内随一の水辺空間 入口に立っている「釣仙郷」の看板に誘われて足を踏み入れると、ふっと木々の緑に濾過され…
【はまなこ / 遠淡海(とおつおうみ)】 日本10位の広さを持つ東西交通の要衝の湖 周囲長100km越えのスケールで大きさは国内10位。海と繋がっており潮汐の影響を受ける汽水湖。最大水深は湖奥部で13〜16m。古くは「遠淡海(とおつおうみ)」と呼ばれた。 湖…
【ひいちいけ / 緋血池】 兵たちの血で緋色に染まった池 渥美半島の覇権をめぐる戦国時代の決戦ゆかりの池跡。 今川家と田原城主との激戦で流された多くの血で池が緋色に赤く染まったという伝説が残る。 現在は池はなく、石灯籠ふうの道標にその名が刻まれる…
鈴鹿山脈の一角にある湯の山温泉では、温泉利用客専用ケーブルカー(無料)で駐車場と温泉を行き来できる。その車窓から見えるのが敷地内のハートの形の池。 全国でハートの形の池をいくつも見てきたが、ケーブルカーから眺めるハート池は初めて。 全国のハ…
【えづこ / 水前寺江津湖公園】 熊本市の顔ともいえる水辺公園 江津湖は、上江津湖と下江津湖からなり、熊本市中心部に位置しながら豊かな自然が保全されており、湖を中心構成要素とした水前寺江津湖公園は同市のシンボル的な総合公園となっている。 ビジタ…
熊本地震で干上がった池が「砂利上げ」で復活 「水の国」の首都・熊本市のシンボル的存在である江津湖の水源のひとつとなっている湧水の庭園池。町中とは思えない凄烈な水をたたえる。江戸時代に細川家によって作庭。 2016年4月の熊本地震後、池底に吸い込ま…
「水都」熊本市のシンボルともいえる江津湖。その流れ込み側にある湧水(上江津湖湧水群)が、昭和時代の遊歩道の造成によって堰き止められてできた池で、いわゆる「天然プール」の一種といえそう。 池の真ん中にいるゾウさん像が「癖ありオブジェ」な池要素…
道の駅に隣接した池。上の写真の右側に見える建物が道の駅。 池端に案内板が立っており、北谷池、大池、南良池などが紹介されていたので、2017年には折りたたみ自転車で進んでみた。 これらのルートは自転車が最適。狭い路地も通る。 2023年の再訪では、道の…
深いブナ森に囲まれた有形文化財の砂防堰堤 鈴鹿山脈の朝明渓谷の源流部に立地し、「なわだるみ堰堤」というタイプの空石積みの砂防堰堤。明治時代初期に日本に治山技術をもたらしたオランダの土木技師ヨハネス・デ・レーケの息がかかっているとされる。 国…
怖い伝説から怪現象まで・・日本最強のミステリー池 日本全国には摩訶不思議な伝説をまとった湖沼はあまたあるが、七不思議をひっさげる下北山村の明神池に及ぶものはそうはない。 奈良時代の役行者が池ヌシの大蛇を調伏した池伝説は、古都と二県の池にまた…
枡で計ったように正確な水位の水たまりに由来 霊峰・大山(だいせん)の中腹、桝水(ますみず)高原に立地する名水の人工池。 もともと枡で計ったように水量が一定の水溜まりだったことに因むという。以下、現地の案内板より。 桝水 いつの頃からの知る由も…
五島列島 島池さんぽ ver. 1.52(2024年4月更新) 五島列島の島池 五島列島は、大小150余の島々からなる国内屈指の諸島群。 火山活動と海蝕による複雑な海岸線と地形が魅力。 島域全体が西海国立公園に指定。2018年には世界文化遺産にも認定登録。 人の生活…
島民は1人? の離島の池 五島列島に属する六島(むしま)で行政オフィシャルの農業用ため池データベース登録されている溜め池はこの一基のみ。 海岸の断崖上の地層の境目に沿って四つの断層湖らしき池が確認できる。 なお、内閣府の「日本の国境に行こう!!…
集落の中で大切にされてきたことが感じられる湧水の池。こういう池に思いがけず会えると幸せな気持ちになる 喜界島の集落を支えてきた湧水の池 喜界島に点在する集落内には水をくめる場所に付随した水神社がある。大朝戸集落には湧水が四ヶ所。うち、公民館…
水田が営まれたかつての姿を保存 鹿児島市街地より550km離れた海上に浮かぶ沖永良部島。そんな離島の農業において使われてきた水利設備であるチンキョや水車が展示された公園。 敷地内には水田もあるが、これはこの小さな離島で水田が営まれた過去の歴史を記…
んぞみじ。左側に見える岩の間の水たまりが「無蔵水」と呼ばれる池 岩棚にある伝説の池 日本にある主要な湖沼や池、ダムのほぼすべてを見てきたが、名前が「ん」から始まる池に会うのは、ここが初めてだろうか。 伊平屋島の北端近くの海岸にある岩棚にできた…
島の生活水源は断崖絶景スポット 島の北側の海岸断崖の下から湧き出る「ワジー」はかつて伊江島を支える重要な生活用水水源だった。 戦後、米軍によってワジーにはアクセス路とポンプ設備が設置された。 現在の伊江島の生活用水は沖縄本島から海底導水路を通…
【せんばるちかだむ / 千原貯水池】 伊是名島で最大の貯水池。ダムカードあり 島全体が比較的平坦でサトウキビが基幹作物である伊是名島には、農業用の溜め池30基ほどが地図で確認できるものの、ため池データベースに登録されている9基にしても各池の貯水量…
この下に地下ダムが 堤高50m超の巨大地下ダム 沖縄本島からフェリーで渡る伊江島は、特徴的な形状の城山が突き出ているほかは、ほぼ平坦な地形。基地があるため滑走路が三本も。農地も多く、島民の3分の1は農業に従事する。 水源に関しては昔は6ヶ所の井…
みよがいけ / (みょうがいけ*未確認) なかなか行けない御蔵島の山池 東京から南に200キロ。太平洋の海上から突き出た急峻な山そのものといった趣きの御蔵島。その標高545mの山腹おどり場に御代ヶ池という山池がある。 毎年、アタックを試みるが、そもそも…
日本二位の広さの天然湖沼「西浦」を含む湖沼複合体 「霞ヶ浦」と一般的に呼ばれている湖沼はじつは「西浦」という名で、正確には西浦、北浦、与田浦、外浪逆浦、常陸利根川を総称して「霞ヶ浦」という。 西浦単体でも琵琶湖に次いで日本二位の広さを持つ天…