水辺遍路

実際に行った池やダム 9,800ヶ所を掲載

イラスト付き

室谷ダム(兵庫県神戸)

日本屈指の効率的ダムめぐりスポット 「ダム便覧」において、にわかには目を疑うダム群落が神戸にある。 井吹台ダム群、とでも言おうか。 地図を見ると高台に造成されたニュータウン。ここに住宅地と隣り合うように池の区画が設けられている。それ自体はニュ…

修法ヶ原池(兵庫県神戸)

【しおがはらいけ / 再度公園(ふたたびこうえん)】 堰堤側から見た修法ヶ原池(2021年11月撮影) 外国人墓地が、国の名勝に指定。 六甲山地西部の山頂近くにある池で、周囲は外国人墓地のある公園になっている。この神戸外国人墓地は月に一回、人数限定の…

道の駅のある水辺

群馬県沼田にある道の駅・白沢は、河岸段丘のへりというダイナミックな立地に。段丘下には平出ダムがある。全国で1000を越えた道の駅は、まだまだ新しい施設が全国各地で増えている。日帰り温泉を備える道の駅は車中泊拠点としても人気が高く、最近では水辺…

世界遺産・天然記念物の水辺

水辺に棲む天然記念物の動植物湖沼自体が世界遺産や天然記念物、ラムサール条約登録になっている水辺や、天然記念物の動植物を有する水辺。また、生物学、地質学など、学術的に重視されている湖沼から名勝指定されている湖沼などを集めてみました。 雄国沼(…

日咩坂鐘乳穴「神の池」と、水深32mの巨大地底湖(岡山県新見)

ご神体として崇められた地底湖 神の池は日咩坂鐘乳穴の地底湖のうち、入口近くにある。入洞口には、日咩坂鐘乳穴神社が鎮座。鍾乳洞と神の池そのものがご神体になっている。 さらに奥に1600mも進んだ終点に水深32mの巨大地底湖があることが調査で判明。 岡山…

鬼怒沼(栃木県日光)

鬼怒川の水源。標高2千メートルの山上に48の池群 鬼怒川はわりと身近な川だったが、どこか神秘的な印象があった。その源流をはるかさかのぼった水源に、鬼怒の名を冠した山(鬼怒沼山・2,140m)と高層湿原(鬼怒沼)があると知ったのは、恥ずかしながら最近…

切込湖・刈込湖(栃木県日光)

じつは怖い池名 拙著『日本全国 池さんぽ』の表紙のイラストにもさりげなく出ている切込湖・刈込湖。 この池名は、日光開山の祖・勝道上人が日光のヌシとして対峙したラスボスの大蛇を倒したあとに、メッタ切りにして投げ込んだという池伝説にちなむ。 切込…

信濃川大河津分水(新潟県燕)

県名自体が「池」 「新潟県」・・考えてみたら県名そのものが「池!」と宣言しているようなものである。「潟」(かた、がた、せき)というのは湖沼の一形態。確かに新潟市には市内にどんと鎮座する鳥屋野潟をはじめ、いくつもの潟と呼ばれる池が点在している…

寺山ポリエ(愛媛県西予)

日本に「ポリエ湖」はあるのかという妄想 石灰岩台地が長い時間をかけて雨水で溶食されたカルスト地形。 地下水脈によって発達した鍾乳洞が陥没して池になったものをドリーネ池。それが連結して大きくなったものがウバーレ池、と、ここまでは拙著『日本全国 …

小松ヶ池(愛媛県西予)

「ミステリアス池100選」に必ず入れたい霊池 魅力的な地形が広がる四国カルストのただ中にある里に、龍王神社のご神体となっている小さな霊池がある。 四国山地の山里にある池なのに、海運や商売繁盛の池神様として現在も春の大祭には各地から集まってきた多…

鶴ヶ原池(大分県玖珠)

奇岩と池と。大分の池ならではの池風景耶馬溪の裏山にあたる裏耶馬に、二つの池を中心に磨崖仏が点在する探勝路として「池ノ尾の景」と「鶴ヶ原の景」を結ぶ小一時間ほどのコースが設定されている。(下の現地案内板) 「鶴ヶ原の景」をなす鶴ヶ原池は、遊歩…

ドゥジョウの池(新潟県津南)

国道を走っていると、案内板が国道405号を走っていたときに、通りすがりに見かけた集落の案内板に、「池」と書かれているのを見のがさなかった。 小松原湿原の登山口名にもなっている太田新田の集落を紹介したイラストマップ。中津川の河岸段丘上にある津南…

大芝湖(長野県南箕輪)

高級食材のキャビアの生みの親であるチョウザメ。今年、巨大チョウザメが放流された池が長野にあります。ただしオスなのでキャビアとは無縁。

余田アゾラ池(仮称)(山口県柳井)

このあたり(余田)の野池で、浮き草の一種であるアゾラクリスタータによって真っ赤になり朝日新聞地方版に掲載された池があったので探してみた。 真っ赤に染まった新聞の池の写真の土手とを比較してみて、もう少し小さい池のようだ。候補となるのが3、4池…

裏山池(新潟県妙高)

地元の人でさえ寄せ付けない到達困難ダム 今から十年前、2011年にダムマイスターのmayuno氏が地元への聞き込みと資料渉猟をし現地探索したものの、姿を拝めなかったという伝説の到達困難ダム(到達困難池)である。>mayuno氏の記事(ダム便覧) この素晴らし…

田代平鉱滓ダム(未確定)(青森県青森)

謎の赤い池が八甲田山北麓に 北八甲田の山麓に航空写真で見つけた赤い水が溜まったダム。こういったケースは鉱滓ダムや沈殿池と呼ばれるタイプの池かと目星を付けて現地に赴くも、立入禁止と霧に阻まれた。 現地でもヒントになりそうな看板などに会えず。堰…

魚取沼(宮城県加美)

ゆとりぬま。 やっと魚取沼の「くぼみ」を捉えた。手前にある標高650mほどの山(湖面より30m高い)に遮られて残念ながら湖面のキラメキまでは捕捉できず残念。でも下の比較図で「くぼみ」を実感してみてください♥ 特殊な魚「テツギョ」が棲む秘湖 いまだ到達…

古池(長野県上松)

蛇嫁さまの池 雨乞いのために池ヌシの蛇に嫁ぐことになった庄屋の娘の伝説があり、蛇婿入譚のうち水乞い型の分類に入る。 蛇の嫁入り伝説。「蛇姫様の池」とも。 この池については近くの巨大砂防ダムとともに、上松町在住でシンガハタの池と隕石湖のロマンを…

猿喰池(愛知県田原)

水面に庇のようにせり出した木々のオーバーハングが深い。フローターのバサーの姿も。猿と間違えられてバベられなければいいけど名前が名前だけに、森の奥深くの無気味な池を期待してしまうが、実際には工場地帯の中にあってアクセス路は二車線道路。フロー…

床山の池(島根県隠岐島)

【とこやまのいけ / 大宮司池(だいぐうじいけ)/ 床山池】訪れたときは水が抜かれた状態だったが、池底で死にかけた浮き草の異臭に交じり、強いオーラが林間でるつぼのように乱反射していた 蛇婿入り。隠岐島後の陰を映す伝説池 大蛇の化身に魅せられた娘 …

【特集】歩いて楽しむ山池

自分の足を使ってたどり着く水辺の爽快さはひとしお。 クルマでは行けない湖沼を中心に、ハイキングを楽しめる水辺を集めてみました。

日の池・月の池(新潟県南魚沼)

八海山の主峰直下、9.5合目にある二つの山池。 ノコギリの歯のように切り立ったギザギザの股にひとつだけ笹が広がる三角形の緩斜面が見える。この天空の猫額テラスに、日の池、月の池があるようだが、様態がよく分からない。 とりあえず池のほぼ正確な位置と…

神生池、三ノ池、四ノ池、苗場池(新潟県南魚沼)

広堀川登山口から八海山七合目の神生池までのルート逆Cの字を描く八海山稜線上の山池群のうち、南側にある池群。 この池たちを縫う登山ルートは、その名も「御池道」。二合目にあたる広堀川橋登山口(広堀登山口)から五合目・阿寺山を経て苗場の池、三ノ池…

中手原温水ため池(新潟県南魚沼)

八海山の山口登山口近くにある温水ため池。 八海山ロープウェイからも、四角い池がよく見える。山口登山口と広堀登山口(八海山の山池 ver.1.31)。山口ため池(仮称)としてあるが、その後、中手原温水ため池という名が分かった。 山口登山口 マークした場…

コギ池(新潟県南魚沼)

八海山5合目の憩いの山池 漢字では漕池(こぎいけ)と書く。なんと、昔は舟で来ることができたのが名の由来とか。しかし、こんな山の稜線が海岸だった時代って、どれだけ昔なんだ・・。 舟どころか、ロープウェーと徒歩で往復だと半日がかり。 池ノ峰(1,29…

雨池(新潟県南魚沼)

二度目のアタック時の空撮。大倉尾根から。惜しいところまで来たが、池の水面は捉えられず八海山の大倉口登山道の四・五合出合手前にある山池。 池が立地する地点の標高は1,050mほどのようだが、詳細がよく分からない。 二度アタックしたが、いまだ直接会え…

汐池(長崎県奈留島)

港とは山を隔てており、離島のひっそりした雰囲気を満喫できる池。 「汐池のラグーン」の名で奈留島の超穴場的な観光スポットにもなっている一方、観光客向けのオモテナシ的な要素はほとんど皆無。 ラグーンは潟湖、海跡湖のこと。もとは内湾だったものが陸…

羅臼湖(北海道羅臼)

知西別岳に抱かれたハイマツのテーブル状台地は標高750m前後。この奇跡のような空間に羅臼湖が広がる 羅臼岳じゃないのに、なぜ羅臼湖? 地形と成因 流れ込み側 羅臼湖へのアクセス 羅臼湖トレイルと羅臼湖ルール 羅臼湖入口バス停 知床峠と天頂山 羅臼湖と…

ポンホロ沼(北海道斜里)

右下のリム下部にポンホロ沼の痕跡が見える。左に向かって奥は知床峠と羅臼岳 世界遺産の森に二ヶ月だけ現れる幻の沼 道標や案内板、明瞭なアプローチ路もない点や、北海道知床という立地性から、なかなかの秘湖感。しかも5〜7月の期間限定の「幻の沼」とし…

知床五湖(北海道斜里)

手軽に会える世界遺産シレトコ最大の秘湖群 世界遺産の知床半島にある天然沼沢群。豊富な雪解け水が水源のため、融雪期は数が増える。地図では八湖まで確認できた。 かつては熊のためによく入場制限がかかったが、現在は無料の高架遊歩道で手軽になった。と…