水辺遍路

実際に行った池やダム 9,550ヶ所を掲載

イラスト付き

汐池(長崎県奈留島)

港とは山を隔てており、離島のひっそりした雰囲気を満喫できる池。 「汐池のラグーン」の名で奈留島の超穴場的な観光スポットにもなっている一方、観光客向けのオモテナシ的な要素はほとんど皆無。 ラグーンは潟湖、海跡湖のこと。もとは内湾だったものが陸…

羅臼湖(北海道羅臼)

知西別岳に抱かれたハイマツのテーブル状台地は標高750m前後。この奇跡のような空間に羅臼湖が広がる 羅臼岳じゃないのに、なぜ羅臼湖? 地形と成因 流れ込み側 羅臼湖へのアクセス 羅臼湖トレイルと羅臼湖ルール 羅臼湖入口バス停 知床峠と天頂山 羅臼湖と…

ポンホロ沼(北海道斜里)

右下のリム下部にポンホロ沼の痕跡が見える。左に向かって奥は知床峠と羅臼岳 世界遺産の森に二ヶ月だけ現れる幻の沼 道標や案内板、明瞭なアプローチ路もない点や、北海道知床という立地性から、なかなかの秘湖感。しかも5〜7月の期間限定の「幻の沼」とし…

知床五湖(北海道斜里)

手軽に会える世界遺産シレトコ最大の秘湖群 世界遺産の知床半島にある天然沼沢群。豊富な雪解け水が水源のため、融雪期は数が増える。地図では八湖まで確認できた。 かつては熊のためによく入場制限がかかったが、現在は無料の高架遊歩道で手軽になった。と…

相泊沼・知床沼と秘湖群(北海道羅臼)

知床岬の先端部にこそ、真の秘湖たちが蹲っている。まだ下書きレベルだが、やっと秘湖たちの全貌が見えてきた知床でも羅臼側、道が尽きる最果ての集落・相泊(あいどまり)にある一軒食堂「熊の穴」の店主が言った。 「熊が出るんでねえ。熊の住んでるとこに…

日本最北端の池(仮称)(北海道稚内)

2021年、ついに日本最東端の池、最北端の池、最西端の池、最南端の池の、全四端の池を特定した 日本四端の池 これまで日本最南端、最西端、最東端の池を特定してきたが、ここで最後に残った最北端の池を特定したいと思う。 最北端の池については、これまで一…

東雲湖(北海道上士幌)

しののめこ。 北海道三大秘湖。日本秘境100選。 火山由来の堰き止め湖である然別湖に対して、噴火口そのものの名残りである二つの爆裂火口湖(マール)が東西からはさむ地形が魅惑的。 西の火口湖である駒止湖に西小沼の別称があるのに対し、こちら東雲湖は…

霧立沼(北海道苫前)

きりたちぬま。 令和の秘湖としてテレビ番組でもフィーチャーされた霧立沼。地図で探してみると何のことはない。国土地理院地図やGoogleマップでも位置特定されているだけでなく、しっかり池名まで記載されていた。 立地も二車線の高規格な国道から直線距離…

風蓮湖(北海道根室)

ふうれんこ。 「氷下待ち漁」が冬の風物詩 根室十景と道の駅(根室側南岸) 木道付き散策路 干潟状の岸 レイクビュー展望施設 春国岱 別海十景のひとつ Googleマップ 「氷下待ち漁」が冬の風物詩 根室湾とつながる周囲96kmの壮大な天然の汽水湖。 この壮大な…

幌尻湖(北海道新冠)

日高山系水力発電ダム銀座ver1.1(2021年8月更新) 百名山の湖名を持つ人造湖 「百名山」の作者も泊まった? 深田が泊まったダムは? 行程と地形 林道起点から新冠湖まで 新冠湖からイドンナップ山荘まで 山荘先のゲート ゲートから徒歩14km ダムの水源は、…

上小川ダム(北海道石狩)

アプローチ路1km手前でゲート通行止めあり。道路看板で案内されてホイホイ行ってみれば、ダム湖手前寸前で立入禁止ゲート。 なんじゃそれー!! 雨で空撮もままならず、といっても、このままではあまりに悲しい。日暮れも近く熊も怖いし。 この理不尽感をど…

土木遺産・産業遺産の池さんぽ

東洋のマチュピチュと鉱山廃墟跡の道の駅にはさまれた鹿森ダム(愛媛) 水辺を支える叡智と土木技術。 日本の池・湖沼の99パーセント以上(※水辺遍路試算)は人の手が生みだしたというと驚かれるだろうか。 わずか1パーセントに満たない天然湖沼でさえも、そ…

コギ池(新潟県南魚沼)

漢字では漕池(こぎいけ)と書く。なんと、昔は舟で来ることができたのが名の由来とか。しかし、こんな山の稜線が海岸だった時代って、どれだけ昔なんだ・・。 現在はモリアオガエル生息地。舟どころか、ロープウェーと徒歩で往復だと半日がかり。 池ノ峰(1…

細池(新潟県糸魚川)

月不見の池 ver.1.1(2021年8月) 地形愛と地酒愛 再調査(1)2020年4月 二種類の地図に見る池と水路 Google マップにはないYahooマップ上の第三の池 上下関係が逆?! 誤植じゃないとしたら・・ 月不見の池は水源池ではなく、地下水の吐き溜め? 細池と細…

希望湖(長野県飯山)

【沼の池】こんな夢のようなブラックバス釣り公認の池は、そうそうはない(遊漁料必要・2021年撮影) 希望湖だけど本当の名は「沼の池」。湖、沼、池の全部入り 標高850mのシラカバやブナの原生林に囲まれた周囲約3km、最深部7mのクリアーウォーターの高原レ…

伝説の池さんぽ

歴史と伝説のミステリアス池さんぽ。 水辺遍路に掲載している池から、不思議な伝説が歴史の澱のように溜まった寺社池、城池、スピリチュアル池、パワースポット池を集めてみました。 池に溜まっているのは、水だけはない!? 北海道・東北 貝喰の池(山形県…

おもしろい生き物がいる池

固有種、希少種、絶滅危惧種、未確認生物、見た目が変わった生き物など、ひとくせある動植物や魚たちのいる湖沼をセレクトしました。 おもしろい生き物がいる池 池田湖(鹿児島県指宿)怪獣イッシー。その正体は2mのオオウナギか。 高浪の池(新潟県糸魚川)…

グダリ沼(青森県青森)

池マンガ・プラナリアの巻 5種のプラナリアが生息 北八甲田の山麓に点在する沼沢群のひとつで、沼という名称になっているが沢の一部が少しふくらんで沼状になっている。 この沼では北海道と青森だけに生息するキタシロカズメウズムシなどプラナリア類が五種…

水源地公園 沈澄池(青森県平川)

【ちんちょうち / 旧海軍大湊要港部水源地堰堤】訪れた2021年夏には堰体の大規模改修工事中で完全水抜き状態。ここで「超ラッキー」と思ったあなたは、かなりの池マニア。 沈澄池。その池の水は日本海軍の戦艦も潤した 「旧海軍 大湊要港部 水源地堰堤」とも…

駒ヶ岳ダム(北海道茅部)

こまがたけだむ。 ブラウントラウトと池ごはん 農業用水専用の貯水池で重力式コンクリートダムが堰く。周辺の鳥崎渓谷八景という8箇所の景勝は紅葉の名所。 ブラウントラウトをはじめ、各種トラウトの魚種豊かなライズも見られる。一方で、ブラウントラウト…

二の沢ダム(北海道岩見沢)

北海道の農業用ダムでおなじみの天端ゲートはあるものの、比較的見学しやすい。 ダム湖で行き止まりとなるダートの往復ピストン型のアプローチ路も北海道アースダムでは定番。

豊ヶ丘ダム(北海道月形)

ハイダムスペックの農業用ため池。豊ヶ丘貯水池とも。池下には石狩川河畔の水田地帯が広がる。 堰体直下にチェーンゲートがあり立入禁止表示。池が見えないのは残念だが、アクセス性はよく堰体の真正面の顔はよく見える。 ここでは溜め池には会えなかったが…

池の看板あれこれ

こんなふうになる日が・・?!池や湖といった水辺には、さまざまな看板が掲げられている。 看板は池に深く携わる人からのメッセージ。作るのも設置するのもお金もかかるし、自治体や管理者団体の同意が必要だったり、けっして安易なものではない。そう思うと…

石淵ダム(岩手県奥州)

日本初のロックフィルダムも今や水没ダム 巨大ロックフィルダムの胆沢ダムの完成によって、その貯水池である奥州湖に没した水没ダムが石淵ダム。 奥州湖左岸側には石淵ダムを記念した広場があり、ラジアルゲートなどが野外展示されている。 渇水などで大減水…

高見湖・東の沢調整池(北海道新ひだか)

工事車両はぞくぞくと高見湖へと。ダンプも通れるのだから道路幅はあるのだろう 「高見湖」魅力的な名だが、ちょっとやそっとでは会えない 高見湖は高見ダムが堰く発電専用貯水池。 堤体は北海道電力が管理する重力式コンクリートダム。 1950年代、日高山脈…

春別ダム(北海道新ひだか)

このはるか20km奥に春別ダムがある日高山系の水力発電ダム銀座のひとつ。 春別調整池。このダム湖に会うためには静内川沿いの国道から分岐する未舗装林道を23kmにわたって進軍しなければならない。脆弱地質で路肩危険との話もある。このあたりの林道はトラッ…

双川ダム(北海道新ひだか)

【ふたかわだむ。双川調整池】 日高山系の水力発電ダム銀座のひとつ。 静内ダムの直下にあり、揚水発電の下池である静内ダムの逆調整池の役割を担うと同時に水力発電も行う。 日高山系水力発電ダム群では11ものダムが連携し、少しの水も無駄にしないための執…

京極ダム・京極発電所上部調整池(北海道京極)

右側に京極ダムが見える。左側の山の奥の山上に上部調整池がある、はず。 北海道初の揚水式発電の人造湖 揚水式発電の上池は、全国どこでも地形を強引に人間側に引き寄せた一本背負いのような強引さ・豪快さが魅力である。 揚水式発電用の上池が京極発電所上…

【特集】歩いて楽しむ山池

自分の足を使ってたどり着く水辺の爽快さはひとしお。 クルマでは行けない湖沼を中心に、ハイキングを楽しめる水辺を集めてみました。

北八甲田鉱滓ダム(仮称)(青森県青森)

北八甲田の山麓に航空写真で見つけた赤い水が溜まったダム。こういったケースは鉱滓ダムや沈殿池と呼ばれるタイプの池かと目星を付けて現地に赴くも、立入禁止と霧に阻まれた。 現地でもヒントになりそうな看板などに会えず。堰体はハイダムスペックを満たし…