熊本地震で干上がった池が「砂利上げ」で復活
「水の国」の首都・熊本市のシンボル的存在である江津湖の水源のひとつとなっている湧水の庭園池。町中とは思えない凄烈な水をたたえる。江戸時代に細川家によって作庭。
2016年4月の熊本地震後、池底に吸い込まれるように水が減りはじめ、8割ほどの池底があらわになるという池の危機が全国ニュースでも報じられた。
池底の砂利を除去したところ翌月から水が噴き出しはじめ、水位が徐々に回復。その後、5月末には年に一度の「砂利上げ」というボランティア活動として行事化され、コンサートやライトアップなど併催イベントも。
池は水前寺公園の成趣園内にあり、池に会うためには拝観料必要。
国の名勝・史跡に指定。
池の表情
池岸が落ち込んでいるため回遊路からの一覧性がよく、東岸側では饅頭のような築山の連なりが印象的。
魚影
池には錦鯉がいる。また、池からの流れ出し先である加勢川では、ニゴイの魚影を確認。水は都市河川と思えない清冽さ!
吐き出し側
水門
吐き出し側の町なみ
参道
洋学校教師館(ジェーンズ邸)
公園横の小路
路面電車と大通り
加勢川は大通りの下をくぐって江津湖へ。
古今伝授の間
マップ
現地案内マップ
ニッポン湖沼図鑑マップ
ver.1.0の部分抜粋。