水辺遍路

実踏・日本の湖沼 7,750湖

黒石配水池(神奈川県湯河原)

山の斜面が海岸近くまで迫る湯河原町には2系統、計27もの配水池と浄水池がある。いずれも町民の生活に直結する上水道水源用の池である。 小さなものは3立方メートルから大きなもので3千立方メートルまで。 梅林で知られる幕山山麓にある黒石配水池は2千…

石垣山一夜城の調整池(仮称)(神奈川県小田原)

調整池全景。駐車場黄色のラインから右側が池の範囲。2013年撮影 千回来ても池と気付かず・・。教えてくれたのは、妻だった。 トライアスロンに打ち込んでいた数年間、手ごろなトレーニング場所として自転車かランニング、あるいは両方で登坂することを日課…

国分川調節池・中池(千葉県市川)

国分川調節池緑地。 東京ドーム5個分の広さをもつ国分川調節池。国分川と春木川にはさまれた洪水対策施設だが、この敷地を区切るように2本の市道が事実上の堤となり、上池、中池、下池の3池で構成される。 上池と中池は洪水吐が堤に設けられ、連携して国…

国分川調節池・下池(千葉県市川)

国分川調節池緑地。 東京ドーム5個分の広さをもつ国分川調節池。 国分川と春木川にはさまれ、上池、中池、下池の3池で構成される洪水対策施設だが、上池と中池が国分川の洪水を受け止める一方、下池は春木川担当。 親水エリアとして平時は一般開放されてお…

国分川調節池・上池(千葉県市川)

国分川調節池緑地。 二つの川の中洲に造られた三連の調節池 東京ドーム5個分の広さをもつ国分川調節池。国分川と春木川にはさまれた洪水対策施設だが、この敷地を区切るように2本の市道が事実上の堤となり、上池、中池、下池の3池で構成される。 上池の右…

学園奈良4号雨水調整池(神奈川県横浜)

隣接する公園も予備調整池の役割をもっているタイプ。奥が主の調整池奈良町第五公園が隣接した雨水調整池。 この公園は調整池がオーバーフローした場合、冠水して水を貯留するサブ調整池の役割をもっている。

学園奈良8号雨水調整池(神奈川県横浜)

奈良町さくら公園が隣接した雨水調整池。 青葉区だとこういったタイプの看板で、構造が記されているのが親切と思いきや、イラストは他の調整池でも共通だった。 オリフィスが見えない。看板には余水吐と記されている。

オリフィス千姿万態

調整池の最大の見どころの「オリフィス」。 ダムでは常用洪水吐のことをオリフィスゲートとも呼び、数あるゲートのひとつであるが、調整池におけるオリフィスは唯一無二の心臓部。一定以上の水が溜まると、段階に応じて自然越流量を調整する役割をもつ。 壁…

さつき平調整池(埼玉県三郷)

オリフィスは擁壁一体型であるが、鉄骨やぐらが組まれた独特の個性。調整池ではありながら、わりと高めの水位で常時湛水している。 ぱっと見は調整池というより溜め池に近い。鉄骨やぐらの組まれた奇妙なオリフィス枡、そこから白い鋼管がのびて池岸に沿った…

蓮沼の調整池(仮称)(埼玉県三郷)

池のある場所の地名が蓮沼だったので、あるいはこの調整池の起源は「蓮沼」というオリジナルな沼? なんて胸が高鳴った。なんといっても、直線的な調整池然とした護岸でありながら、岸の一角が出島のようにせり出し、蓮沼稲荷神社が祀られているのだ! しか…

天ヶ谷戸遊水池(神奈川県鎌倉)

あまがやとゆうすいち。 キタ〜、円筒型のオリフィス塔!! 鳥カゴのようなスクリーン付き。天面にはスクリーンなしってことは、もしかしたら増水時には世にも恐ろしきダム穴の姿が出現する??? 切り通しの短かい生活道トンネルが特徴的。鎌倉といえば切り…

雨水調整池管理番号13番(東京都町田)

清水谷公園が隣接。このあたりの調整池では大きな方。 それもそのはず、センターをズバっと川が通っている。オリフィスは擁壁からせり出しすような一体型。天面の粗目スクリーンの水色がいい感じ。町田の調整池は名前がシュールなのに、オリフィスをはじめバ…

雨水調整池管理番号6番(東京都町田)

半円柱の鋼製スクリーン付きのオリフィスが、なんともカッコいいではないか。調整池はオリフィスの個性が楽しい。 町田特有の調整池ネーミングも渋い。ちなみに30mほどの近くに管理番号106番調整池がある。といっても30mの間に100の調整池があるわけではない…

雨水調整池管理番号106番(東京都町田)

住宅地内の坂道沿いに設けられたミニ調整池。ミニ公園が隣接。 30mほど坂を下ったところには、6番調整池。歩いてすぐなのに、100番も番号が飛ぶあたりがシュール。 擁壁一体型のオリフィスはミニ調整池ではもっとも定番タイプ。擁壁一体型のシンプルなオリ…

成瀬弁天橋公園の池(東京都町田)

ほとんどの池が釣り禁止という町田では貴重な存在。2012年に初訪問、2020年冬に再訪した。なんと8年ぶりであるが、この日は釣り人の姿がなかっただけで、池のたたずまいはうれしくなるぐらい何も変わっていなかった。子どものころに釣りをした思い出のある…

玉川池(東京都町田)

大学内の池だが、昔はスケート場や釣り堀だった時代も 玉川学園の正門にどーんと水面を構える。ふつうなら正門に据えられる銘板は、なんとここでは池の水上から突き出た島に設けられている。まさにシンボルとなっている池だが、歴史は大学よりも古い。 昭和…

奈良池(神奈川県横浜)

農地なので立ち入りを控えたが、向こうに見えるフェンスのある土盛りは、奈良池の堰体とみて間違いないだろう奈良といっても、神奈川県横浜市青葉区の町名である。 また、この池は鶴見川水系奈良川の源流域にあたる谷戸に位置している。といっても、現在は玉…

ホテルニューオータニ日本庭園の池(東京都千代田)

都心にナイアガラの滝。400年の歴史がある日本庭園。 江戸城の外堀と内堀の間の武家屋敷跡に立地し、江戸初期は加藤家の下屋敷、その後、名門井伊家の屋敷となり庭園が整備された。 現在はホテルニューオータニの敷地内にあり、都心の一等地にありながらナイ…

二条城外濠(京都府京都)

二条城の外堀は道路沿いあって、城内の内堀や庭園池とちがって無料で見ることができる。大政奉還という大きな歴史の舞台となった二条城だが、お堀は意外に小さく石垣も低い。 城内の池をめぐった水が流れ出しているのか、石垣の一角に設けられた水の吐出口が…

二条城内濠(京都府京都)

二条城の内堀。外堀は道路沿いに見ることができるが、内堀の方は拝観料を払って庭園順路を歩く必要がある。 寒さの中で眠っているカモがかわいらしかった。陸に上がって首を羽毛にうずめている子たちもいたが、水の上に浮いて漂いながら眠っている子もいた。…

二条城清流園の池(仮称)(京都府京都)

二条城の外堀と内堀の間にある庭園池。入園は有料。 池の東半分と西半分とで様式が異なる和洋折衷スタイル。江戸時代からあったわけではなく昭和40年に作庭。 流れ込みは滝とせせらぎで構成され、造形は本格的。池畔には高級感のある茶屋。流れ込み 案内板 …

安民沢(京都府京都)

ここも金閣寺の一角。陰鬱な空気が漂うあんみんたく、と読む。「沢」という字は昔は池のことも意味し、特に京都の池では初沢池、猿沢池、広沢池の三つを「日本三沢」と呼んだりもする。 金閣寺の主池である鏡湖池の裏山に位置し、同池の水源でもある。金閣の…

鏡湖池(京都府京都)

きょうこち。 鹿苑寺金閣を映し出す鏡湖池は、今や世界的なフォトジェニック池。金閣のキンキラキンな俗臭を洗い落とすこの池がなければ、これほどの観光地になれただろうか。 やはり異様な景観である。作庭感をほどほどに抑えた落ち着きのある近景に、人工…

東寺の瓢箪池(京都府京都)

東寺境内でも五重塔を水鏡に映す池で、会うためには拝観料が必要。紅葉の季節にはライトアップも。 池の水は水路を通じて柳ヶ池に吐き出されている。ノートルダム大聖堂や首里城の火災の衝撃を受けて、あらためて寺社の防火体制が見直されているが、池の水は…

東寺の柳ヶ池(京都府京都)

東寺の境内北側にある蓮池と同じく、拝観料なしで会うことができる掘割状の池で、宝蔵を取り囲むような形状。 池畔に柳の木があり、案内板を見て驚いた。花札、歌舞伎、切手の題材としても有名な「柳に蛙」の舞台となった柳・・に、ゆかりがあるということで…

東寺の蓮池(京都府京都)

東寺の境内北側にある池。池というより堀割りといった風情で、錦鯉が泳いでいた。 この蓮池は拝観料なしで会うことができる。 駐車場

はり湖池(京都府向日)

五塚原古墳の丘陵に二段の溜め池があり、下段は「はり湖池」という名で釣り人でにぎわっていた。 京都の市街地の溜め池は排他的な池ばかりで、いささか気落ちしてきたところだったので、ようやくこういう池に会えてほっとしたのが正直なところである。並んだ…

大池(京都府向日)

右手に釣り師の姿も五塚原古墳の丘陵に二段の溜め池がある。 上段が大池。右岸側は住宅地になっていて、堰体上に出られるほか、下段の、はり湖池側からも階段で上がれる。 堰体上の遊歩道は丘陵頂上へと通じているが、訪れた際は通行止めになっていた。 また…

南禅寺舟溜(京都府京都)

人工の水利施設にして、この美しさ琵琶湖の水を京都に引き込む長年の悲願は明治時代、琵琶湖疏水として結実した。 琵琶湖疎水は上水道、かんがい、工業用水などの利水だけでなく、運河としての交通の役割、水力発電まで多目的な水利施設である。 近代土木の…

こうろく池(兵庫県南あわじ)

島から渡船で渡る島に池が 淡路島から渡船で渡る沼島(ぬしま)。島の名が名だけにテンションが上がる。 島名の「沼」は国産みの神話に出てくる「天の沼矛」(あめのぬぼこ)に由来するというが、島とか国を生み出す壮大な神話なので、具体的に池の伝説など…