【みうらだむ。三浦湖、三浦貯水池】
関電が管理する水力発電専用の重力式コンクリートダム。ダム湖は三浦湖、三浦貯水池の二種類の表記が見られる。
重力式コンクリートの堰体は、戦前に建設された当時は東洋一の巨大発電用ダムで、現在は土木遺産にも認定されている。
ダムへのアプローチ路は王滝川ダム湖インレット側の滝越発電所の対岸あたりに一般車通行止めのゲートがあるため、長らく難関ダムとしてダムファンの憧れであった。
ゲートからダムまではおよそ8km。以前はイベント時以外は徒歩でも立ち入りができなかったが、現在の看板は徒歩での立ち入りを明確に禁じる表示はなくなった。
通りかかった通行許可車の人に訊いてみると、ときどき歩いている人は見ますよ、との返事。
ほかに木曽森林鉄道の廃線跡をたどるルートや、岐阜県側の林道からアプローチするルートもあったようだが、経験者のレポートを読んでいると荒れていたり通行止めになっていたりと、すんなりとはいっていない。この日は状況確認にとどめた。次は腰を据えて御嶽の山頂にある山池とともに攻略したい。
マークした場所は、マイカー規制ゲート。