水辺遍路

実踏・日本の湖沼 8,400湖

青森県

天間ダム(青森県七戸)

農業用のダムであるが、利水のほか洪水調節も兼ねている。堤高は50mほどだが、生活域から離れ隔絶感があるせいか、数値以上の大きさと迫力を感じる。 ゲートまわりの赤い鋼製パーツがカッコいい。このダムはジオラマの模型があったら欲しい。ダム湖の水まで…

清水目ダム(青森県東北)

洪水調節用の県営ダム。 流域は青森市を経て陸奥湾に注ぐことから、町を水害から守る要となっているが、洪水調節専用としては湛水量が多い気がした。 堰体下右岸側に清水目ダム・オートキャンプ場が広がり、左岸側には駐車場や親水護岸もあり、ダム下におい…

二庄内ダム(青森県黒石)

【にしょうないだむ。華の湖】 オートバイのアタックでも到達できず 南八甲田の山腹にある秘境ダム。これまで二度アタックに失敗し、まだ「華の湖」と名付けられた貯水池に会えていない。 オートバイのアタックでも到達できず 虹の湖、華の湖、そして藤の湖 …

大穴ダム(青森県黒石)

【おおあなだむ。藤の湖】大穴ダム堰体左岸があった地点に立つ設備ダムスペックを満たす農業用貯水池だが、現在は消失湖(ロストレイク)となっている。 堤高19.7mのアースダムで、貯水池名にも「藤の湖」という美しい名が与えられているが、上流に100mクラ…

虹の湖(青森県黒石)

【にじのこ。浅瀬石川ダム。虹の湖公園】ダムカード風のフォトフレームが展望所に置かれていた(2020年夏) 百名山「八甲田」の水をたたえる国営ダム湖 八甲田山を水源とする平川を堰く国交省直轄の浅瀬石川ダム(あせいしがわだむ)によって生まれた広大な…

巫子沼(青森県野辺地)

下北半島の基部、陸奥湾側にある沼。 「みこぬま」と呼びたいところだが「いたこぬま」と呼ぶ。恐山のイタコとの関連だろう。昭和になってからの名らしく、明治時代には「盛沼」だった。 天然湖沼と思われるが、太平洋側の鷹架沼などの汽水湖群(※現在は淡水…

小田川ダム(青森県五所川原)

津軽半島最大のダム湖だけに、爽快なスケール感。 秘境ダムというほどではないが、人里と隔絶された独特の孤高な空気がピンと張り詰めている。 クルマの音もせず、民家も見えない。ほどよく奥まった感じがディープな味わいを生みだしているのだろう。 堰体は…

飯詰ダム(青森県五所川原)

【いいづめだむ。不動湖】右岸側に草岸が広がる(2020年撮影)青森県営のアースダム。 五所川原の上水道水源であり、洪水調節も行なう多目的ダムということだが、平時の水位が低めに抑えられていることをのぞけば、農業用ダムのようにしか見えない。 貯水池…

相馬ダム(青森県弘前)

世界遺産・白神山地の秘境ダムと思いきや・・ 農業用であるが利水のほか農地防災も兼ねる。型式はロックフィルダム。 県道28沿いの津軽ダムと合わせて見に行こうとしたが、津軽ダムのある県道28側から相馬ダムへのアプローチはかなり狭い道で、一度目はハイ…

鳥ノ海(青森県弘前)

【とりのうみ。岩木山】鳥ノ海とはいえ、池には水はなく底に雪渓が横たわっていた 江戸時代に爆発した火口跡。 津軽富士とも呼ばれる岩木山(1,625m)は青森県の最高峰であり、百名山にもなっている。 遠望すると、すっきりと美しく裾を引く形状であるのに、…

種蒔苗代(青森県弘前)

【たねまきなわしろ。岩木山】岩木山の山池(ver1.0ラフ)津軽富士とも呼ばれる岩木山(1,625m)は青森県の最高峰であり、百名山にもなっている。 遠望すると、すっきりと美しく裾を引く形状であるのに、その山頂は度重なる火山活動の激しさを思わせる混沌ぶ…

地獄沼(青森県青森)

【じごくぬま。底なし沼。酸ヶ湯温泉】2020年7月撮影酸ヶ湯(すかゆ)温泉は、雪深い八甲田の山中にあり青森市民には昔から馴染みのローカル温泉だが、総ヒバ造りで硫黄臭と湯治場の名残り香の漂う千人湯のポスターで一躍、全国的に知られる温泉に。 この酸…

黒ん坊沼(青森県平内)

岩木山と黒ん坊沼津軽富士とも呼ばれる岩木山の北側山腹に位置する池。 天然湖沼のように見えるが情報が少ない上、地形や航空写真でも水の流れがつかみにくい。 北岸側はわずか30mほど隔てて農地が広がっており、ここが池へのアプローチ路になっていそうだが…

中村溜池(青森県平内)

100万を越える数で全国8位の数を誇る中村の名。といっても人名の話で、池となると、なぜかこの名をもつ池は、ほとんどレアモノの領域である。 これまで8千以上の池をめぐってきたが会ったのは初めて。把握しているかぎりでは中村湖も中村沼も皆無で、ここ…

田の沢溜池(青森県平内)

ダムスペックを満たす農業用ため池。 まったりとした山なみに呼応するかのように、池もまたゆったりと大らかな表情。 堰体はひな壇のように二段になっている。アプローチ路はダート400m。 マークした場所がアプローチ路入口。

二の倉ダム(青森県新郷)

【にのくらだむ】アスファルトフェイシングと湖面の対比。県営の防災専用ダム。洪水に備える目的の貯水池なので、常時水位はかなり低め。それが原生林の山なみに囲まれた太古の沼のような容貌に一役買っている。一方、堰体の方は下流側から見るとアースダム…

在家堤(青森県八戸)

【ざいけつつみ。田面木堤、田面木ため池】中の島にある竜の口から水がほとばしる。四車線の主要国道沿いの市街地交差点。信号待ちでふと横を見ると池がある。カーナビに目を移すと「田面木堤」と池名も。八戸は北海道へ渡航するフェリーがあるので数年に一…

指久保ダム(青森県八戸)

さしくぼだむ。橋からインレット側を見おろす。農業用のロックフィルダム。ダム湖を横切り橋が架かっている。 堰体の北側にアプローチ路入口があるようだったが、訪れた際は霧が濃く日暮れが間近だったので入るのをやめておいた。 フォギーな写真しかなくて…

遠部ダム(青森県平川)

とおべだむ。 青森と岩手の県境をなす碇ヶ関はなかなかの難所だ。秋田杉の数少ない産地でもある。 今では高規格な国道7号の整備が進み、すらっと通り抜けることができるようになったが、裏ルートになった国道282号はなかなか走りごたえのある峠道。この道沿…

蔦沼(青森県十和田)

蔦の七沼。朝焼けで赤一色になる蔦池の紅葉は、JRをはじめ秋の観光ポスター指定席。新聞、テレビでも毎年、季節のたよりとして紹介される。JRポスターをもとに絵にしてみた。 青森屈指の紅葉写真スポットで国立公園。なのに釣りも。 青森市街地から見ると八…

蔦温泉の池(仮称)(青森県十和田)

南八甲田山系の山腹にある蔦温泉は千年の歴史がある湯治場。大正時代に建てられた本館は味わい深い。 蔦の七沼の登山拠点にもなっており、駐車場、公衆トイレあり。 池は駐車場敷地のど真ん中にあり、岸は石組みで四角形。飾りものの池を置くような軟弱な湯…

菅沼(青森県十和田)

蔦の七沼。 八甲田山系の山深い湯治場、蔦温泉。そのまわりに蔦の七沼と呼ばれる沼沢が山腹の深いブナ林に風を通す窓のように、半径1.5kmほどの範囲に集まっている。 蔦温泉は登山拠点として駐車場、トイレも整備されており、七つの沼沢のうち六つをめぐる2…

ひょうたん沼(青森県十和田)

蔦の七沼。 八甲田山系の山腹にあり千年の歴史をもつ蔦温泉。 山深い湯治場を起点に、蔦の七沼と呼ばれる七つの沼沢のうち六つをめぐる「沼めぐり」というハイキングコースが設定されている。 沼めぐりゲートを通って時計まわりに歩くこと数分、最初に迎えて…

十三湖(青森県五所川原)

じゅうさんこ。十三潟。 青森県の三大湖沼。その名はアイヌ語から? 青森県の湖沼としては、西の小川原湖、内陸の十和田湖、東の十三湖の三大巨頭といえる天然湖。 汽水湖であり、西日本の宍道湖と双璧をなす、しじみの一大漁場でもある。 北部に中の島をひ…

十和田湖(青森県十和田)

とわだこ。湖の南側外輪山の発荷峠展望台から見た十和田湖。 広大な天然湖に生息する魚は、すべて外来種? いわずと知れた北東北を代表するカルデラ湖。カルデラの中にカルデラが形成された二重カルデラ。航空写真を見るとその構造がみてとれる。国立公園、…

沖浦ダム(青森県黒石)

両岸から山がせり出している。このあたりの湖面下に沖浦ダムが水没していると思われる。「日本初の多目的ダム」といいたいところであるが、やや微妙な話、沖浦ダムは工事をスタートさせたのが1933年(昭和8年)で、これは確かに日本初。 しかし工事は10年余…

久吉ダム(青森県平川)

ひさよしだむ。面影湖。 碇ヶ関(いかりがせき)は青森と秋田の県境近くにあり、幹線国道と高速道路、奥羽本線が一筋に収束する交通の要衝。両側を山にはさまれた細い農地が津刈川に沿ってつづいている。この農地のかんがい水源として津刈ダムがあったが、そ…

津刈ダム(青森県平川)

つかりだむ。堰体に取り付く階段が、ここが津刈ダムであることの証。ダムが、ほぼ消失していた。 改修のための水抜きとかそういうレベルではない。1962年竣工の県営アースダムという津刈ダムの予備知識がなかったので、ここ現場で何か重大な見落としでもした…

早瀬野ダム(青森県大鰐)

はやせのだむ。のっぺりしたコンクリートダムのような不思議な印象を与えるがロックフィルダムである。 アスファルトフェイシングのようなロックフィルダム。 堰体はまったりとアスファルトで覆われた不思議な印象のかんがい用ロックフィルダム。下の道から…

桜沼(青森県五戸)

桜沼公園。 秋田、青森では五所川原をのぞく広範囲にわたって、野池の名に「堤(つつみ)」と「沼」が混在している。秋田では堤色が強く、北にいくにつれ沼色が強まる。一方、津軽半島の付け根にある五所川原では「〜溜池」という名が多い。 八戸市街地の辺…