謎の赤い池が八甲田山北麓に
北八甲田の山麓に航空写真で見つけた赤い水が溜まったダム。こういったケースは鉱滓ダムや沈殿池と呼ばれるタイプの池かと目星を付けて現地に赴くも、立入禁止と霧に阻まれた。
現地でもヒントになりそうな看板などに会えず。堰体はハイダムスペックを満たしそうだが詳細は不明。
このダムの下流側の駒込川では駒込ダムが建設中であるだけに、利水面などこのダムとの関係がどうなるのか気になるところ。今後、情報が出てくるといいのだけど・・と、思っていたら、うれしいことにさっそく地元の方から情報を寄せていただいた。ありがとうございます。
廃墟・廃道・廃隧道マニア垂涎の鉱山が
この池は1973年に閉山した上北鉱山の鉱滓ダムということで、廃墟トンネルとして名高い田代隧道などが遺構としてあるとか。
鉱山の高濃度廃液をパイプラインでこの沈澱池に導き、浄化した上で駒込川に放出。閉山してなお、魚の棲める駒込川のために働き続けている池ということだった。
赤い水が現役であることを示している。赤い水が溜まった池の事例を全国から二例、下記に。
bunbun.hatenablog.com
bunbun.hatenablog.com
池さんぽマップの左下の方にこの池を追記。
