ゆとりぬま。



特殊な魚「テツギョ」が棲む秘湖
いまだ到達できていない標高620mの秘湖。成因は堰き止め。国の天然記念物のテツギョが棲息し、捕獲は禁じられている。とはいえ「魚を取る沼」という名は魅惑的。 一帯の山脈は天然湖の宝庫。凝灰岩の地質と、古い山地という要因の恩恵か。翁峠、船形山の山腹に数十もの池が隠れている。 テツギョという特殊な淡水魚の生息域でもあり、数年がかりでアタックの機会を伺っているが、2019年秋にアプローチ路入口を現地確認。 標柱の文字はかなり消えかかっていたが、「フナの突然変異種」という文字が確認できるので、魚取沼の入口を示している標柱ではないかと思った。 意外なことに進入禁止措置はとられていなかったが、車両進入は不可と聞いている。今回は天候が微妙だったこともあり、入口の確認だけで撤収。


四駆車で再アタック
地図と照らし合わせると、魚取沼まで沢伝いに直線距離でも6kmある。 つづら折りの悪路を往復20kmは覚悟しておいた方がいいだろう。航空写真では標高500メートルを越えるあたりからの林道がよく確認できない。宮城県のホームページによるとクルマでは到達できないとのこと。徒歩で片道3時間はかかるそうだ。 距離が距離なので次はMTBでのアタックを検討していたが、とりあえず四駆車でどこまで進めるかアタック。だめだー。草がすごすぎて進めなかった。

