草紅葉が幻想的な名水の池
曽爾高原(そにこうげん)の標高810mに位置する天然湖沼。
ススキ原に囲まれた湿原化の進む池で、晩秋に草紅葉とともに黄金色に輝く絶景が多くの観光客の心を捉えている。
日本の重要湿地500、平成の名水百選に選定。
成因と形態
火口湖のように見えるけど
池の成因ははっきりしていない。一見すると阿蘇の草千里ヶ浜の池のように外輪山に囲まれた火口湖のように見えるが、周辺に火山灰の堆積が確認されていない。
水源
明瞭な流出入河川はなく、伏流水が水源。曽爾高原湧水群として平成の名水百選に選定された良質の水でもある。
湿原化が進む
天然湖としては老齢期にあたり、湿原化が進んでいる。
地形の不思議
じつに不思議な地形。火山由来でないとしたら、どのような偶然が重なってこのような池ができたのか、見れば見るほど分からなくなる。
亀山をはさんで東側の池の平高原にヒントがあるかもと思ったが、特に他に池らしきものも見あたらず。
池伝説
お亀さんという美女にまつわる大蛇伝説あり。
案内板
駐車場
普通車・バイク有料。大型不可。
周辺の見どころ
池の平高原
お亀池の東側にある高原。
鎧岳・兜岳
お亀池の西側にある秀峰。
Googleマップ
マークした場所は公衆トイレのある日帰り温泉。