水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2022-08-09から1日間の記事一覧

昭和湖(岩手県一関)

死の池を思わせる白い水 栗駒山(1,626m)の山腹にある火山性の山池。湖面標高は1,290m、成因分類としては火口湖か。 登別温泉のような乳白色の湖水が強烈なオーラを放つ。この池から地獄谷までの登山道(須川コース)は硫化水素ガスの噴出帯となっており、…

成瀬ダム(秋田県東成瀬)

工事中のダムなのに、流行のダムカードフォトフレームが。右下の透明アクリルで書かれたダム型式を示す「CSG」の赤い文字が凝っている。こういうディティールがマニア心をくすぐる。 サービス精神旺盛な新造大型ダム 2020年、長い紆余曲折を経て群馬県の八ッ…

竜泉ヶ原・賽の磧(秋田県東成瀬)

竜泉ヶ原 栗駒山の標高1,350m前後の山肩にある湿原。周囲長100mクラスの池が複数確認できる。中には浮島を持ったものも。 全体では50以上の池がありそう。 賽の磧(さいのせき) 標高1,190mあたり。剣峰直下にある小湿原。池塘を確認。 流末が硫黄分で白くな…

産沼(岩手県一関)

うぶぬま。 二百名山・栗駒山の「動と静」の山池 栗駒山(1,626m)の山腹にある山池のひとつ。 2022年夏現在、火山活動のため立ち入りができず、硫黄の匂いが漂う昭和湖を「動」の池とするなら、こちら産沼は「静」の沼といえる。一方、強酸性の水質の昭和湖…