水辺遍路

実踏・日本の湖沼 8,850湖

昭和湖(岩手県一関)

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天然湖であるが、池の吐き出しにコンクリート堰堤が見える

死の池を思わせる白い水

栗駒山(1,626m)の山腹にある火山性の山池。
登別温泉のような乳白色の湖水が強烈なオーラを放つ。この池から地獄谷までの登山道(須川コース)は硫化水素ガスの噴出帯となっており、しばしば規制がしかれる。2020年シーズンも規制で立ち入りはできなかったが、規制がないときは登山者の休憩スポットにもなっておりリスクが懸念されている。
池の由来は「昭和」の湖名のとおり、1944年(昭和19年)11月20日の噴火で生まれた。水蒸気噴火とのことだが、昭和湖のまわりに複数の円形の池が見られる。また、尾根側にも二つの池が見える。
しかし、本湖以外の衛星湖はいずれも水の色は白濁していない。
昭和湖の水がどこから来ているのかは明確ではないが、吐き出し側には明瞭な谷筋が形成されており、池尻(池の出口)にはコンクリート製の堰堤が設けられている。
直線距離で2kmほどしか離れていない山麓にある須川湖(登山口にもなっている)の水は美しいコバルトブルーだが、酸性水の影響は受けているだろう。栗駒山の南麓、宮城県側にある潟沼も水が白濁しており、世界有数の強酸性湖である。

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尾根の上にも二つの池がのっかっている

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四つの池がすべて一枚におさまった
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