【みかたこ】

国指定名勝、ラムサール、にほんの里100選の三冠
周辺の4つの湖とあわせて三方五湖として若狭湾国定公園の構成物となっているが、他が汽水湖なのに対してここ三方湖だけが完全淡水湖である。
2005年11月8日付でラムサール条約指定湿地に登録。ほか、国指定名勝、にほんの里100選にも選定。
三方湖の湖底には5万年分にもおよぶ地層が眠っており、学術的な調査地としても重視されている。
湖景と形態
茅葺きの舟小屋
以下、現地の案内板より。
三方湖畔の集落に点在する舟小屋は江戸時代からあったといわれ、対岸の梅畑や水田を往来し、農作業や農作物の運搬に使用する舟を格納していました。茅葺き屋根は通気性や断熱性に優れ、長持ちするなどの利点があることから、多雨多雪なこの地域では茅葺きの小屋が建てられました。明治から昭和の中頃にかけては、特産の青梅を舟に乗せ、主に女性が櫓(ろ)を漕ぎ櫂(かい)をかき、
「梅運び唄(梅売り唄)」を歌いながら、敦賀や美浜の市場や民家などへ売りに出ていました。昭和50年代になると対岸へ繋がる農道が整備されたことから舟を使用する機会が少なくなり、現在では往昔の姿を伝える資源として保存されています。
流入河川(はす川)


生息する魚と動植物
三方湖特産
クチボソアオウナギ
ニホンウナギの地域的小変異をした天然もの。天然鰻は一般的にはハゼなど小魚を主食とするのに対し三方湖のものはゴカイを主食とするため口吻が細く尖る進化をしている。ゴカイがいいダシになっているのかクチボソアオウナギはきわめて美味だという。

ナガブナ
三方湖で見られるレアなフナ。琵琶湖固有種のニゴロブナの亜種小名で、円筒形の体形と美味が特徴。ほか諏訪湖にも生息し当地では「アカブナ」と呼ばれる。

釣り
コイ、フナ、エビ、ウナギがおもなターゲット。
釣り場としてのフィールドは広大だが、釣り人は多くはなく、水月湖との狭い接続部に集中している。遊漁料必要。(写真は2013年のもの)

外来魚駆除協力券
ブラックバス等の外来魚については、魚体300gにつき100円の外来魚駆除協力券との引き換えというユニークな制度を採用。(写真は2013年のもの)

豊かな湖景
2015年6月撮影。


みかた温泉
近くには、地元に愛されている「みかた温泉きらら」がある。

マップ
Googleマップ
地図内にマークした場所は、三方湖南岸の売店・食事・トイレ・遊漁券取り扱いのある駐車場。








