御岳自然湖や御岳天然湖といった呼び方もあるようだが、地元では単に「自然湖」と呼び、自然遺産として積極的に観光活用を進めている。名のとおり1984年9月の長野県西部地震における山体崩壊で王滝川が堰かれた天然の土砂ダムである。
堰き止め湖ならば堂々「王滝湖」なり「御嶽湖」を名乗ってよさそうに思うが、下流側にある人造湖の御岳湖の方が20年以上先輩なので、いたしかたなかし。
釣りもできるが遊漁料が必要。現場売りだと1日3千円もする。いい池だがそれほど懐が深いわけではないので、ちょっと竿を出してみるには高すぎる。どちらかというと駆除対象のグレーリング釣りの方に興味があるので、グレーリング限定でお安いコースを設定してほしいものだ。(同魚は釣った際のリリース禁止)
グレーリングは日本のオイカワを巨大化させたようなヒレの大きな外来魚で、フライフィッシングの対象になり食味もよい。
絶景撮影スポットとして平日でも早朝からカメラマンがこぞって待機する。湖上から撮影ができるネイチャーカヌーツアーもある一方、ドローンに関する規制も。
エンジンボートは禁止だが、イベントなどの支障にならない範囲でのカヤック持ち込みは認められている。キャンプ、バーベキューは禁止。
湖岸に沿った道路に待避スペースが数ヶ所あり、そこが駐車スペースとして使われている。
マークした場所は、御岳自然湖。