堤高50m超の巨大地下ダム
沖縄本島からフェリーで渡る伊江島は、特徴的な形状の城山が突き出ているほかは、ほぼ平坦な地形。基地があるため滑走路が三本も。農地も多く、島民の3分の1は農業に従事する。
水源に関しては昔は6ヶ所の井戸が頼り。その後、海岸から湧出するワジ(湧出)から送水管で取水するようになった。
現在、地図上でも40ほどの農業用ため池が確認できるが、いずれも掘り込み型のコンクリート池。
生活用水は海底パイプラインによる本島からの送水に依存しているが、さらなる農地涵養のため堤高50mを越える大深度の地下ダムを造成した。
ダム軸に沿って植樹されているので、上空から見ると一列に木々が伸びているのが分かる。
近くの配水池
1号ファームポンド
高さを確保するための石垣ふうの土台が特徴的。
給水所付き
イラスト付き
案内板
伊江島の島影
マップ
ニッポン湖沼図鑑マップ