河床にあった湧水を水源とした用水池が、コンクリート護岸の河川改修で埋められロストレイクに。その痕跡を伝えるため護岸上に移設した公園池が、現在のえびどう池。原田公園の構成要素になっている。
周辺の宅地化で河川改修が必要になり、完全にコンクリートで固められ、隣には洪水防止のための原田雨水貯留池が設けられている。
護岸の方法次第ではオリジナルえびどう池を残す方法もあったかもしれないが、池があったという事実とその名を残すという意義はあった。
以下、富士市オフィシャルサイトより。
えびどうの池と呼ばれる水場が、原田公園の北側にあります。中島地区の水源地だったところに作られた池で古富士溶岩の下からの湧水が池になっています。今のえびどうは新しく作ったもので、もともとのえびどうは、すぐ下流の川床だったそうです。わずかにホタルが飛ぶこともあります。
えびどう池と原田公園
対岸から見た、えびどう池
対岸の護岸上に、えびどう池がある。
えびどう池
原田公園園内のジャブジャブ池
駐車場、案内板、広場
原田雨水貯留池
川が増水した際にオーバーフローして池に水を入れる越流堤が設けられている。地岸には排水門と揚水ポンプが設置。
池は地図の上の方、川のすぐ上（北）にある。マークした場所は駐車場。
