423mは水深日本一。絶滅したと思われた固有種クニマスがひょんな場所で
湖の固有種で長らく絶滅されたとされていたクニマスが、遠く離れた山梨県の西湖で発見され、この再発見に貢献したさかなくんの名声とともに全国で脚光を浴びたのが、この田沢湖だ。
成因は謎
湖周20kmのきれいな円形は火山由来によるが、カルデラ湖かどうかについては議論がある。水源は湧水と考えられているが、1940年に水力発電のために温泉で有名な玉川の水を人工水路で導水したために酸性化。クニマス絶滅だけでなく農業用水としても使えなくなるなど被害をだした。現在も水質を中性化させる作業はつづいている。
日本一深い湖沼
それにしても深さ423mという気の遠くなるような水深は、もちろん日本一。
足こぎボートで少し沖に出ると、大きなウグイの群れが追っかけてきた。
田沢湖周辺の渓流では天然のイワナが釣れる。
クニマスについては西湖のページに記載。
田沢湖高原
アルパこまくさ
田沢湖の夕景が美しい。アルパこまくさは秋田駒ヶ岳のシャトルバス発着場。温泉あり。
2022年9月撮影。
乳頭山側から
秋田駒ヶ岳と。
アーカイブ
2003年ごろ
ソローツーリングで訪れた田沢湖。
2016年
遊覧船乗り場の港が近くにある白浜。
郷土資料館の駐車場にはトイレもある。
Googleマップ
マークした場所は郷土資料館の駐車場。