水辺遍路

実踏・日本の湖沼 8,400湖

びふかアイランドの三日月湖(北海道美深)

びふかアイランド。

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展望台から池を眺めおろす(2019年)

道の駅の中にある池として、これほどスケールと野趣あふれる水辺となると、そうそうは見つからない。大好きな場所で何度も訪れている。
天塩川の旧河道である三日月湖の両岸に、オートキャンプ場や日帰り温泉が配されている。
浮き草とオープンウォーターがあいまじり、つややかな緑の岸をもつ沼は、釣りだけでなく、隣を流れる天塩川でカヤック体験までできる。
それにしてもここは、電源つきのオートキャンプサイト、クルマの乗り入れ可能な芝生フリーサイト、管理棟のコインランドリー・・アウトドアレジャー環境の充実度でいえば、日本屈指の道の駅といえるのではないだろうか。ショートステイでは、まことにもったいない水辺である。

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道の駅とキャンプサイトは沼をはさんで両岸に展開しており、沼のまん中を突き抜ける道で連絡している。橋梁ではなく堤の上を道が通る構造で、中央部の通水路の上だけが橋になっている。堤の両側は階段で水辺に容易に下りられるようになっており、汀は芝生で歩きやすく釣りもしやすい。
水質はまったりとした沼テイスト。泳ぎたくなる感じではないが、魚影が見えすぎるほどでもなく釣りにはちょうどいい。
天塩川流域には他にも多くの河跡湖が見られるが、利用もされていなければ、名前も与えられていないようなものが多い。ここ、びふかアイランドの三日月湖も特に名はないのか、案内板等には見あたらない。これが関東であれば、オリジナルネームがあっても「びふかキャビアレイク」などと、少々強引かつ大げさなキャッチネームをかぶせるところであるが、実をとって名にこだわらない北海道人の気質であろうか。
なお「キャビア」とはいったのは、池でチョウザメが釣れるわけではなく、入場無料のチョウザメ館があったので。
沼に生息しているのは、ヒブナ、ヘラブナということである。
それと・・釣りもボートもオーケーというおおらかさなのに、なぜか無線に関しては禁止エリアが敷地内のほとんどを占め、厳しい。北海道ならではのレジャー事情なのだろうか。

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オフィシャル看板でも、北側の沼に「釣り場」、南側の沼に「ボート・カヌー乗り場」の文字がある。一方、広大な禁止エリアの対象は、無線である。

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この明るくオープンなレジャーエリアに一点の影を落とす産業遺産的な暗い感じの建築物の存在が、微妙に気に入っている。


マークした場所はキャンプ場。道の駅は国道側。