名寄市街地辺縁にある公園池。
名寄川と天塩川が合流する洲股(すのまた)に立地。周囲長400mクラスと公園池としては本格的。スワンボートもあり、園地と水面がきわめて近いのびやかさも北海道ならでは。生命の息吹あふれる池だけに名前が示されていないことは残念。
水面の近さを生かした親水護岸には水生植物が寄り添い、魚の濃厚な匂いが漂う。地元の少年たちがのべ竿で釣りをしていた。彼らが帰ったあとにはマブナをはじめ、数尾の魚がかたまって死んでいた。釣られたぐらいで死ぬようなヤワな魚たちでもないのに、キープ状態が悪かったのだろうか。
巨大タニシが思わぬご馳走を狙って近づいてきた。こんな立派なタニシも、最近はほとんど見なくなった。
駐車場、トイレあり。
池の吐き出し側の近くにあったポンプ操作盤。
人工滝の下の水路まで下った水を、ポンプで流れ込みの水源側へと循環させているんでしょうか。立地的には大河川にはさまれた洲の股の小高い場所なので、川にはさまれているとはいえ自然の力だけでは水は入ってこないかもしれません。
流入する人工渓流の先と、流出する親水水路の先をたどってみるべきでした。
マークした場所は駐車場。