神奈川県
一次滞水池と二次滞水池の二段構えで多目的利用される調節地 大場かやのき公園が隣接した大型の防災調節地。 ビオトープ機能も担いつつ常時湛水している「一次滞水池」と、非常時以外は多目的グラウンドとして開放されている「二次滞水池」の二段構え。 規模…
あざみ野ガーデンズをはじめ、横浜でも屈指の池密エリア。周辺の住宅地は東京に通う高所得者が多いというだけあって瀟洒な街並み。 この池は垂直護岸が深い。擁壁据付型のオリフィスも高さがある。 湛水はしていないが、池の底は植物が繁茂し、ビオトープと…
あざみ野ガーデンズをはじめ、横浜でも屈指の池密エリア。 といっても調節池がほとんど。 近くを流れる黒須田川が増水した際の水を受け止める役割かと思ったが、そうではなく、造成住宅地から横溢した水が直接、黒須田川に流れ込まないようクッションの役割…
小さな丘陵地に穿たれたヘソのようなくぼみに池。そんなおもしろい地形は歩いていても実感できる。 下った先の池には横浜共通タイプの調整池看板。しかし池名に萌える。 寒池! ただの調整池でないことは明らかだ。 このあたり「寒谷戸」(さぶやと)という…
【じかんすい。自害水、自鏡水】 人生の逆境には、この池で勇気を 「自鑑水」、あるいは「自害水」ともいう。 木々に隠れるように音もなくたたずむ小さな山池であるが、なんとも変わった名である。 のちに鎌倉幕府を開き歴史に名を残す男が、このときは平家…
北八朔公園には魚池、自然池、サワガニ池の三つの公園要素の池があるが、じつは地下にもうひとつ池があったりする。 住宅地を洪水から守る地下式の防災調整池。谷戸地形の斜面地下を利用し大雨時の水を少しずつ下流側に流す役割。 たまった水はポンプを使わ…
北八朔公園の三つの池のひとつ。 玉石をコンクリート止めした小さな堰で沢を堰いた池。 家族連れがエビ捕りに夢中になっていた。 有料駐車場、トイレあり。 案内板と駐車場 マークした場所は駐車場(有料)
北八朔公園の三つの池のひとつ。 沢から引き込みで水を通している。吐き出しは土中管と思われる。 ひさし状の護岸は魚の隠れ家として用意したものではなさそう。子ども用の小さな釣り堀のようなたたずまいだが、どこか廃墟的な匂いがある。やはり昔は釣り堀…
釣りは禁止 横浜でホタルが現れる水辺 二本の沢が流れ丘陵にはさまれた細長い谷戸地形を公園化し保全。 周辺は宅地化が進んでいるが、一歩公園に入ると別世界の清涼感が広がる。 園内には沢に沿って、魚池、自然池、サワガニ池の三つの池がある。 自然池はヨ…
放棄された溜め池を有志らがリバイバル 用水が発達した小田原には、現役の農業用ため池がまったくない。 と、ずっと思い込んでいたので、別の池のことで市役所に問い合わせをした際にここ舟原溜池のことを聞いたときは色めき立った。 場所を訊くと、小田原で…
座間の良水の水源地を公園として整備。 確かに公園内にはしれっと座間市水道部の設備があったりする。 池や湿原を中心とした水辺ゾーンも設定されているが人は少なく、水も水源池らしい艶っぽさはなかった。 人工渓流が注ぎ込んでいるが、ポンプ式のようであ…
浄水場であろう。高台にあった。 配水池は宮古島など南西諸島でおなじみだが、あちらは農業用のものが多数でファームポンドと呼ばれる。 国際都市横浜の配水池は上水道用。 工事中で塀がめぐらされ中の状況は垣間見える程度だが、工事案内看板のおかげで池名…
稲村ジェーンな調整池。 一見、グラウンドかゴルフの打ちっぱなしにしか見えないが、インレット側に目をやると山が迫り流れ込みらしきものも。 やはりここは池なのだ。 それにしても、周辺の町なみはさすがお洒落。
遊んでいる地元の家族づれも、自分の足が着いているところが池の底だという認識はないだろう。 風雨に汚れた案内板に目を向け、へえ、ここは池なんだと思った小学生がいたらうれしいけど。 住宅地の中にあって、雑木林にも囲まれた傾斜地で、これはこれで味…
池の歴史に燦然と輝く、空海こと弘法大師。 師の代表作の満濃池(香川県)だけでなく、全国各地に彼にまつわる池伝説が残る。なかでも、弘法大師が杖で地面を突くと泉が湧いて池になったとする類話は数多く「空海杖池伝説」というカテゴリーがつくれそうなほ…
湘南モノレールのオフィシャル・ウェブマガジン記事にこの調整池のことが出ていた。それによると「猫池」は通称で「西鎌倉調整池」というのが正式名というような話だったが、鎌倉市の公式文書には「猫池調整池」とあった。 あくまで調整池然とした池の顔つき…
オリフィスを二期備えている。交差点名は旧名のまま「大場第一遊水池前」。今や大場第一調整池は1号、2号とつづくファミリーだ。 大場調整池ファミリーは案内坂の「遊水池」の部分にシールを貼っていて、そのシールも文字が消えてしまっているというあたり…
気合の入った案内板付きの調整池は、見る方にも熱がこもる ビオトープ型の調整池の激戦区? わずか2kmほど西には県境を越えた東京都のビオトープ型調整池もあり、水辺公園造り巧者であり調整池銀座の横浜の腕の見せどころを味わいたい池である。 かつては「…
オクタゴン(八角形)池を考察。 都市部にありながら、横浜一という滝とせせらぎをもつ白根神社の境内に、どんと構える八角形の井戸。 鉄蓋に閉ざされ中の水面を見ることはできないが、八角の各面に梵字が刻まれ、正面には「合掌」の文字。 英語で五角形はペ…
みすずが丘公園が隣接。 公園の竣工記念碑には、「みすずヶ丘」という地区名の由来が篠竹にあることが記されていたが、池名は「大場」ファミリー。 大場調整池は第一号、第二号、第三号だけでは足りず、第一1号、第一2号と孫番号まで。せっかくだから、こ…
大場衛門ケ谷公園が隣接した雨水調整池。 横浜の調整池は過去に「遊水池」名義で看板をたくさん立ててしまったため、遊水池の部分を「調整池」「雨水調整池」と記されたシールで修正したものをしばしば見かける。 しかし何も修正せず、ただ「遊水池」の三文…
もえぎ野公園。2020年4月。コロナ禍の影響か、都市部の公園池は平日でも人が多い 横浜で釣りが公認されている公園池。 都市にありながら2012年までたくさんのモツゴが確認された公園内の池だが、モツゴがいなくなったとの市民の通報によって市が調査、2015年…
横浜と名古屋は都市空間に水辺を差し込むのがうまい。哲学を感じる。 ここ梅田川遊水地もおもしろい。コロナ禍で都市の水辺はにわかに脚光を浴び、大人気。ただ、ここの「ゆうすいち」の字は「池」ではなく「地」。池名は案内坂には記されておらず、「自然観…
梅田川流域の調整池群は数が多いだけに名前も「第一」「第二」だけで済まず、「第一1号」「第一2号」と複雑。 梅田川をたどって歩きつづけると、ついにその源流、といってもあいかわらず住宅地の近くではあるが、とにかく梅田川流域調整池のおおもとに行き…
池の横にあるバス停名が「遊水池東」! でも、もうこの池は遊水池じゃなくて、調整池ってことになったんですよ! 横浜では過去に「遊水池」と銘打って看板を立てまくった池を、少しずつ「調整池」とシールなどで張り替えているが、バス停名となると住民が混…
7mはあろうかというコンクリート垂直護岸が潔い。 三保天神前雨水調整池の北東120mのところにあるが、池名に「第二1号」が付加されている。ということは、どこかに「第一1号」「第一2号」・・の連名の池があるということ?
2020年5月14日の首相会見でコロナ防疫による緊急事態宣言の解除となった県が多かったが、神奈川県は解除ならず。 こういうときでもないと調整池をじっくり歩き遍路しようとも思わないので、気持ちを切り替えて、歩く。 この調整池は擁壁型のオリフィス。外に…
【こゆるぎのいけ。小淘綾ノ池】崖上の稲荷明神から見下ろした小淘綾之池 難読の池名から読み解く歴史 池畔に立つ二つの石碑 昭和八年の石碑 江戸時代の石碑? なんだかすごい、池まわり 池をはさむ谷斜面にはお稲荷様 対岸側と奥にも鳥居と社 池のインレッ…
毎日、ずっと地図を眺めて暮らしている。池や川はどんな地図でも色分けされているところがいい。地図の水色を見ると心なごむ。でも、妙なものを発見したりすると心拍は急上昇。 Google マップで見つけた「いこいの森ダム」! 先日は散歩中にたまたま見つけた…
昭和女子大東明学林直下という立地なので調整池であろうか。 ただ、下には畑も広がっており、スライドゲート水門の操作である程度の貯水をしているようにも見える。