水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

舛玉砂防堰堤(山形県大蔵)

【ますだまさぼうえんてい / おおくら升玉水力発電所】
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発電用に改造で、砂防ダム新時代。

堤高15mの砂防ダムに穴を開けて流路を設け、落差を利用した小水力発電所を2021年11月に新設。
このおおくら升玉水力発電所は、既存の砂防ダムを水力発電ダムに改造した事例としては日本最大級として大手メディアにもとり上げられた。
この水力発電で村の電力をまるまる賄えるといい、まさに未来の地域社会のホープ。日本公営が手がけた。
ため池や調整池でも小水力発電は少しずつ広がりを見せている。

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砂防ダムを発電に使った事例

砂防ダムをダム式発電に利用する事例は古くは新潟県の胎内第3砂防堰堤(仮称)がある。

bunbun.hatenablog.com


 

ため池での小水力発電

ダム式水力発電は関東と東北の二例を以下に。ほか、湖面利用や池畔を利用したメガソーラーの事例は全国的に増えつつある。

bunbun.hatenablog.com
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池の湖面を利用した太陽光発電

2015年に池の湖面に設置する大規模な太陽光発電(メガソーラー)がお目見えした。今ではめずらしいものではなくなってきており、ため池の新たな利用法として広がりを見せている。

bunbun.hatenablog.com