【とだちょうせいち。戸田水辺公園】
那須野ヶ原を農地にするため国営事業として、深川ダムの水を効率的に使うために平地に造られた農業用調整池。
「調整池」とはいっても、農業用水を貯水するための池である。長大な用水路網の弱点を補完するために、しばしば農業用調整池というものが設けられるが、防災目的の都市調整池とはまったく別モノとして捉える必要がある。
灌漑施設を運用するための電力をまかなう小水力発電をもつ事例としては、国内初。
堤高が14.3mと、あと70cmあれば「ダム」として扱ってもらえたのに、ちょっと足りなかった。
池岸の一部は戸田水辺公園として駐車場、トイレが整備。
池は遠巻きに有刺鉄線のフェンスでぐるりと囲まれ、魅力といえばこの茫漠とした開放感。
ドライブの息抜きスポットだけではもったいない、なかなかマニアックな池である。



マークした場所に駐車場、トイレあり。