よこぐらやまのからいけ。
植物学者「マキノ」を育てた横倉山
横倉山県立自然公園内にある。石灰岩地質ということはドリーネ池か。以下、高知県越知町オフィシャルサイトより抜粋。
畝傍山展望所から徒歩で10分くらいのところに、石灰岩の露出した得意な地形がある。 窪地に石灰岩が大群落をなす天然の庭園。
空池
水がないのが常態
全国的にも「空池(からいけ)」の名を持つ池は、シーズナルに満水になるものの次第に水が抜けてしまってカラになるような池の事例があるが、ここ横倉山の空池はもとより水はなさそう。
池の隣には植物保護区域
空池の周囲は牧野富太郎が命名した希少植物や絶滅危惧種を保護するために防護ネットがめぐらされていた。
「から(空)」の名を持つ湖沼の全国事例
通年、水がない湖沼に「から」の名を与える事例よりも、シーズナルに水が抜けてしまってカラになる湖沼に「カラ」の名が付与されるケースが多いように思う。
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安徳水
全国名水百選。
アクセスは往復1時間ほどの登山で
横倉山の登山口駐車場
トイレあり。
登山口〜横倉宮
空池を示す道標
渡渉ポイントの道標
当初は空池から流れ出ている沢かと思った。
住吉神社との分岐道標
先ほどの谷筋とは離れてしまい、沢の水源は空池とは関係なさそうだなと肩を落としつつ、右へ進む。
空池の道標
帰路に住吉神社に立ち寄る
神社の社殿があるわけではなく、ダム湖を見下ろす断崖に長い鎖が設けられ、荒業の場だったようだ。
畝傍山眺望所
GPSログ
案内板
どの案内マップにも「空池」のことは出ている。