大滝川の水源域にある天然湖沼
標高1,500mの船形山の中腹の高度1,180mの巨大地すべり移動体上に位置する天然湖沼。
船形山の池群ではもっとも船形山頂からも近く、大滝川の水源域にある。鏡ヶ池の流末は船形山頂から続く崖線を突貫するような形でサイドに抜けて大滝川になっている点が興味深い。
鏡ヶ池の景観・形態
前船形山がゲートキーパー
船形山の滑落崖と前船形山の間に山壁の途切れ目があり、鏡ヶ池の水が北麓側へと大滝川となって流れ出している。
なぜ鈴沼側へとまっすぐに下っていかなかったのか、また今後、河川争奪は起こらないのか興味深い地形。
流れ込み
池に向かって下る二つの沢が認められるが、流入口は未確認。



鏡ヶ池周辺の地形(空撮)
船形山の山頂からの尾根がV字形に途切れている場所が鏡ヶ池の流れ出し。



鏡ヶ池の動植物
サンショウウオ、オタマジャクシ。








鏡ヶ池へのアクセス
登山口
湯谷地


登山路



鏡ヶ池への分岐


見かけた動植物






マップ
現地案内板
「大船形山」国有林マップにも鈴沼と鏡ヶ池が記されていた。
Googleマップ
駐車スペース、キャンプ場あり。マークした場所は船形山登山口。