上高地ではマイナースポットの山池
焼岳の山頂(標高2455.5m)には『日本百名山』にも言及されている火口湖の正賀池がある。
大正、昭和時代と噴火を起こした活火山であり噴火警戒がつづく。大正時代の噴火では、山体崩落で山麓に大正池を生み、今や上高地の人気スポットである。
訪れたときは登山路の土砂崩落の危険度が高いとの掲示があったので、頂上アタックは断念した。
二度目のアタックで池の姿と地形を捉えた。上の写真でも火口壁の一部から噴煙が上がっているのが見えるが、登山者の多くは噴火に備えヘルメットを着用していた。
山池さんぽマップ
全貌としてはこんな感じ。左の方に正賀池を描いた。
正賀池の地形
火口壁に囲まれた池
切り立った火口壁に囲まれており、山頂をきわめなければ姿を拝むことはできず、湖面標高は2,350mほどで山池としてもかなり高い方に入る。
かたわらには巨大な噴火孔と醇ヶ池がある。
登山口
中ノ湯温泉の焼岳登山口には路肩駐車スペースあり。新中ノ湯ルートで池が見える頂上まで往復4時間半ほど。路肩に駐車スペースがあるが足りずに縦列駐車に発展することが平日でも。
登山口から徒歩で温泉旅館に下る歩道あり。
登山路
最初は息が切れる急登区間があるが、登山道はよく整備されている。ただし登山口や途中の休憩スポットにもトイレはなく、玄人向け。
Googleマップ
マークした場所は、焼岳登山口駐車場。