水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

商人沼(宮城県加美)


「商人(あきんど)」の池名の由来がユニーク

商人沼へとつながる道は今でこそ一般車両および一般人の通行が規制された林道であるが、古くは街道として賑わったという。そのころ今でいう税関のような番所が商人沼の近くにあり、違法な荷物として押収された物品が沼に投棄されたことから「商人沼」という名がついたというから奥深い。
加美町100選
五月でも林道はところどころ雪。許可を受けなければ車両も歩行者も禁止との看板が立ち、規制ロープが張られている。駐車スペースは1〜2台。
2010年ごろまではクルマで商人沼まで行けたようであり、舗装もされていたようだ。商人沼から先は翁峠への登山道となり、魚取沼へと抜ける枝ルートもあったようであるが、藪こぎ覚悟。



 

アクセス路(商人沼林道)

国道から分岐する商人沼林道の入口。
国道沿いの林道入口。「商人沼」の文字が見える。駐車スペースは一、二台程度。


舗装されていた痕跡もある林道だが、かなり荒れている(左・中写真) また、五月では雪も残る(右写真)


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