上の写真の中央左寄りの丸い丘頂の左に穿たれた大きな溝の底に、火口湖(マール)が見える。
標高900m前後のこの亀裂に沿って、ほぼ一列に直径100m以下のマールが並ぶが、上の写真で姿を捉えられたのは一つだけ。ウィキペディアによれば火口列の火口は15個に及ぶという。
紀元前1000年ごろの噴火によって、羅臼湖一帯の沼沢群を形成したとされる。
角度を変えた下の写真では、雪で白い円形の火口湖が並んでいるのが確認できる。
アプローチルートといえるようなものはなく、秘湖といえる。最寄りの拠点としては、およそ1km北東にある知床峠駐車場。トイレあり。
マークした場所は知床峠駐車場。