【長岡天満宮】
ため池だったが、長岡天満宮の顔に。
岸に沿って並んだ水上楼閣が池に影を落としている。
八条ヶ池は江戸時代に造られた灌漑用のため池であるが、長岡天満宮に渡る檜造りの水上橋もあり、一見すると天満宮のお堀のような外観だ。
さかのぼること千年余。讒言により平安京から九州に左遷されることになった菅原道真が、途上、思い出の地として立ち寄った長岡京。道真は二年後に太宰府で亡くなるが、その形見の木彫り像を祀ったのが長岡天満宮の由来である。
四月中旬から五月上旬にかけて、池の中堤を覆う樹齢百数十年のキリシマツツジが濃い鮮紅色の花をつける。
第一と第二の有料駐車場および参拝者用駐車場あり。
八条ヶ池の顔。水上楼閣。
神さまも通る水上橋。
八条ヶ池の真ん中を渡る三本の道は水上橋と呼ばれていた。
左右の二本は人が渡れる。
真ん中の一本は神様の道なのか、いつ来ても通れない。キリシマツツジが植栽されている。
本殿。
水上デッキ。
水上楼閣が独特の景観の八条ヶ池ですが、この池をモデルに改修が行われた池が遠く離れた静岡県にあります。
水上楼閣をモデルにしたわけではなく、水上デッキの方のようです。ちなみに静岡の方の池は伊豆長岡温泉に立地しており、「長岡」つながりということもあったのでしょうか。
マークした場所が駐車場(第二・有料)