水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

唐古池(奈良県田原本町)

高床式の楼閣がすっくと立つ池のたたずまいは、日本中の池を探してもここだけだろう。
もっとも溜め池が築造されたのは江戸時代、楼閣はそれよりはるかに古い2千年ほど前の建物を復元したものだそうで、時代のミスマッチがある。わざわざ池の中にコンクリートの土台を置いて建てた理由は分からない。というのも、水上展望台のように見えて、ここに渡る橋が架けられていない。不思議!
池のほとりは2千年前に日本最大級だった環濠集落を再現した唐古・鍵遺跡 史跡公園が広々とひろがり、一帯には碁盤目の路地に合わせたかのように四角形の池(枡池)がびっしり。日本一の枡池の密集エリアではないかと思う。
池には道の駅が隣接し、名物柿の葉寿し店、レストラン、ワークマン、マクドナルド、セブンイレブン、24時間スーパーも近くにある。この通り沿いはラーメン店も多い。



ムラを守る環濠も復元されている



 

弥生時代最大級の柱




 

道の駅

道の駅

bunbun.hatenablog.com


マークした場所は、道の駅 レスティ唐古・鍵。