最古の歴史散策路「山の辺の路」沿いの神聖な池群
日本最古の歴史散策路ともいわれる「山の辺の路」に沿って古墳の池が点在。これらの池は一見すると溜め池にしか見えないが、柵がふつうじゃないオーラを放っていることに気づく。ただの立入禁止じゃない。管理主体は「宮内庁」。そう、ここは神話の神々にもなっている王たちが眠る神聖な場所なのだ。
崇神天皇陵
【すじんてんのうりょう/ 行燈山古墳(あんどんやまこふん) / 山邊道勾岡上陵】
古代に築造された古墳が居並ぶ古墳銀座
奈良市と橿原市を南北一直線に結ぶ国道169号は交通量の多い幹線道。大和盆地の東の端をなぞるかたちのこの道は、古代に築造された古墳や皿池がところ狭しと並ぶ古墳銀座の様相である。
崇神天皇陵は宮内庁が直轄管理。
前方後円墳を取り囲む濠(池)は静かにたゆたう。釣り禁止を記した看板も、屋根つきで毛筆書き、そして「宮内庁」の文字。「ゴミ投棄禁止」とかではなく「お持ち帰りください」という表現もやけに凄みがある。
国道169号側から見た堤
オーラがすごい。
裏手にある櫛山古墳の池
小ぶりだが高い位置にある。
駐車場・トイレ
駐車場にはトイレもある。なお、このトイレは宮内庁が管理。宮内庁のトイレに入れる貴重な体験といえよう。
Googleマップ
マークした場所に無料の観光駐車場。