水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

千葉県

千葉市都市緑化植物園の池(千葉県千葉)

千葉市都市緑化植物園は、街路樹や庭木の見本市のような役割も持った公園。 マークした場所は駐車場。

都川水の里公園の調節地(仮称)(千葉県千葉)

都川の洪水調節池。都川の河道変更に伴なって親水機能と修景機能も加味した公園として「都川水の里公園」が整備された。ラジコン飛行場も隣接。 駐車場あり。 マークした場所は駐車場。

日本池(千葉県千葉)

「日本池」ここにあり! その名も、日本池。なんという潔さであろう。 この池を初めて訪れてから十余年、1万以上の全国の池をめぐってきたが、同じ名の池は見たことがない。 千葉市の中央区、しかも市街地のどまんなかにありながら、ヘラブナや鯉釣りができ…

坂月第1調整池(千葉県千葉)

防災調整池であるが、千城台野鳥観察園として環境保全機能も重視されており、ひしめく野鳥カメラマンの姿にその効果を実感できる。 釣り禁止。 岸にひしめく野鳥カメラマンみなが狙っていたのは、この子ではありません藤の花が池の水面に陰を落とす

太郎池(千葉県千葉)

大池とも。塔タイプのオリフィスを備える。もとは溜め池と思われる構造で、現在の御成街道が堰体天端になろうか。 周辺は宅地造成で開発されているが、池の周囲は深い緑が残されている。 太郎池という名の池はありそうで意外と希少で、訪れた池のなかでは青…

坂月第2調整池(千葉県千葉)

台地に刻まれた谷津田の地形が残る。宅地化のため調整池に改造されたものも少なくなさそうだ。 人の手で造られた池は管理しないと消失していくが、この池の近くにあった案内板には、スタジイなどの原生林を伐採し、里山に有用な照葉樹を植えて下草刈りなどの…

みつわ台給水塔(千葉県千葉)

千葉モノレールに乗っているときに車窓から見えた給水塔。正式名称は、千葉県水道局東寺山高架水槽。パステルなツートンが異様にさえ見えるシュールさが魅力。 モノレールからだと分からないが、違う角度から見るとツインタワーになっている。

JFE炉材 千葉事業所の配水池(仮称)(千葉県千葉)

千葉市蘇我スポーツ公園の駐車場から見えたJFE工場内にある高架配水池。二つの相似系の配水池があり目を引く構造物である。 JFEは鋼製配水池の築造を行うグループ会社も持っている。 www.pref.chiba.lg.jp

坂月高架水槽(千葉県千葉)

千葉県企業局水道部が管理する川崎製鉄社製の高架配水池。 オートバイの世界では往年、カワサキの角張った車体とライムグリーン一色に「男カワサキ」を感じたものだが・・この高架配水池は丸みを帯びたフォルムにまったりとライムというかシトラスグリーンを…

綿打池(千葉県千葉)

【わたうちいけ / 千葉公園の池、弁天池】 リーズナブルにボート遊びできる鉄道映えの公園池 千葉市の中心近くに位置し、800平方メートルの中の島を持つ楕円形の公園池。池名にまつわる江戸時代の伝承も残る。低山も隣接し、千葉モノレールの千葉公園駅が隣…

生実池(千葉県千葉)

千葉市内の難読池 生実池と書いて「おゆみいけ」と読む。ヘラブナがいるとのことだったが、2011年の梅雨どきの探訪時には池の面を水草が覆っていて、釣り座をどこに構えてよいか分からず、再起を期した。 10年以上経過した2022年、やっと再訪がかなった。町…

都川防災調整池(千葉県千葉)

掘り込み型の防災調整池。護岸を下る階段がついているが、立入禁止掲示とロープ封鎖。生き物、植物の保全をしているとのこと。 池の周囲は遊歩道になっている。

習志野台第1調整池(千葉県船橋)

船橋アリーナが隣接した防災調整池。 半地下型で地下神殿ふうの柱が見える。調整池の上部スペースを公共施設、商用施設に転用できるメリットがある。 マークした場所は駐車場入口。

行田公園の池(千葉県船橋)

行田公園の西エリア、日本庭園内にある。 池の中に石が数多く配され、流れ込みは渓をかたどっており、公園池と庭園池の中間のような印象。 ふなばし百景。

船橋高架水槽(千葉県船橋)

都市を異化する。宇宙からの侵略者? 地図で見るとミステリーサークルさながらの円形道路が不思議な行田公園。その円弧の外側に、これまた不可思議な建造物が。 写真は武蔵野線の車窓から。あまりのシュールな光景に、思わず駅を引き返してしまった。 都市の…

やまいり堰(千葉県南房総)

安馬谷里山のトレイルコース上にある溜め池。 房総マディーな水の色を見ながら湖岸路を奥へと進むと、木くずを敷き詰めたチップロードへ。 休憩所、簡易トイレあり。 アクセス路は田んぼの中の農道。池管理者の邪魔になるので駐車スペースなし。 釣り禁止。…

香取谷中かっぱ緑地の池(千葉県香取)

香取には二つの「かっぱ緑地」があり、いずれにもなかなか味わい深い池がある。 区別のため当稿では地名を冠し、北側のものを香取谷中かっぱ緑地、こちらを香取大戸かっぱ緑地の池とした。 二つの池があり、さらに川を背にして左側の池には中堤のようなもの…

竹袋調整池(千葉県印西)

たけふくろちょうせいいけ。 「ひょうたん島池」の愛称をもつ調整池。 印西市企画提案型協働事業が採用されており、NPO法人が維持管理に参画しており、芝桜などの植栽、ハスなどの手入れで協力している。 ひょうたん島という島でもあるのかと思ったが、ヨシ…

抱湖園(千葉県南房総)

花と鯨の里を見おろす元日桜の池 早咲き桜のローカル名所としてNHKニュースに出ていて、この池の存在を知った。構造や立地から房総半島に多い堰(谷池タイプの溜め池)のひとつではないかと思ったが、取水設備などは見あたらず、和田の名士・間宮七郎平が開…

黒滝(千葉県南房総)

ハイキングの楽しい水辺。 滝は小ぶりだが滝壺はちょっとした池になっている。もっと奥まで進めば、むかし隠し田を潤したという言い伝えの残る「じがいすい」なる水源があるというので行ってみたかったが、けっこう時間がかかりそうだったので今回はここまで…

結縁寺池(千葉県印西)

「にほんの里100選」にある「印西八景」のひとつ 奈良時代の行基さん由来の結縁寺は、谷戸に造られた里山の情感豊かなお寺。 参道の入口のところに谷津田を潤す溜め池が。しかし溜め池といっても、橋の渡された中の島には祠が祀られているし、構成としては寺…

結縁寺の蓮池・すいれん池(花井戸)(千葉県印西)

結縁寺は谷戸に造られた里山の情感豊かなお寺。 参道をはさんで右に蓮池、左にすいれん池がある。(案内板に「水連池」と漢字があてられているが誤記であろうか) これらの池は池界のスーパースター行基さん(奈良時代の人)の伝説の残る「花井戸」を再現し…

鋸南丁場湖(仮称)(千葉県鋸南)

採石場やその跡地に雨水や地下水が溜まって生まれた池のことを当ブログでは「丁場湖」と名付け、ひとつの池ジャンルとして採集を続けている。 全国的に見て観光要素として丁場湖が脚光を浴びるようになったのは、岡山県笠岡や茨城県笠間が先駆的だが、まだ全…

山田堰(千葉県鋸南)

ため池のまわりを掘削しまくったらどうなるのか。その回答のような池だった。削りに削られた地形の中でもフラットな水面をなみなみと保っている池のけなげさ。 堤高は11.5m。ため池データベースへの登録名は山田溜池。管理者名が山田堰水利組合。 ため池の直…

和泉ヶ池(千葉県東金)

東金市の都市建設部都市整備課まちづくり推進係が2012年に掲げた「セントラルパーク」というポエムのような町づくりビジョンがある。 緑に包まれた両総台地が九十九里平野に落ち込む。 遠く太平洋を渡ってきた風が、はじめてぶつかる森。 この森に入り組んだ…

吉井の大井戸・水車小屋(千葉県南房総)

アニメ聖地のひとつ。 テレビアニメ『のんのんびより』第四話の舞台として描かれたこともあるという吉井の大井戸。航空写真で池が見えたので訪れてみた。 ふくよかな里山の景観があった。房総らしい媚びない素朴さは健在。 アプローチ路は二車線道路。

水神堰(千葉県いすみ)

いすみの野池のひとつ。 柵もなく素朴でウグイス色の房総野池テイスト満々。 アプローチ路狭い。 bunbun.hatenablog.com

鹿島堀跡(千葉県館山)

館山城を防衛するお堀として江戸時代初期に築造された。 もともとは天守のあった御霊山の東部をぐるりととり巻く水堀だったようだが、現在も残っているのは、ここ泉慶院横の池だけである。 堀名は君主里見氏が関ヶ原の戦いの論功で常陸(茨城県)にある鹿島…

ちょうせん池(未確定)(千葉県流山)

昔からやっていそうな喫茶店で「朝鮮池」について聞き込み流山市平井には、昔、畑に囲まれて「ちょうせん池」という池があった。高校時代は熱帯魚ブリーダーをめざしていた時期もあって、この近くにあった熱帯魚店に入り浸っていた。 自転車で行ってなければ…

にしひらい水鳥の池(千葉県流山)

宅地造成に伴う防災調節池であるが、流山市によって飛来した野鳥の案内板が設置されている。 流山の調節池における「水鳥の池」シリーズとしては、東に900mの「みやぞの野鳥の池」もある。