とりまく地形の妙味。ミステリアスさをまとう池。
ここは淡路島でもっとも訪れてみたかった池のひとつだった。航空写真でみると、土盛りの堰体から何やらスリリングな妖気が漂う。
堰体外側の斜面には九十九折りに堰体斜面を駆けのぼる車道がついており、吐き出しの沢から堤頂までの直線距離は地図上計測で80m近くあり、法面傾斜を1:2としたら高さは40メートル、ゆるめに1:3としても堤高は26メートルにもなるではないか。ならばダム便覧などに何らかの情報があるかと思ったが、淡路島の小原池についての言及はなかった。
妄想が止まらぬアースダムであるが、地形をうまく利用しているので、実際にどこまでが山体でどこからが堤体なのか現地で見てみないと分からない。
しかしいざ現地入りしてみると、手前の新池の先で道はゲート封鎖されており、歩行者を含め立ち入りできない状態。新池からマルチコプターによる空撮で姿を捉えることはできたものの、堰体と山体の境目は写真だけではよく分からない。
しかし堰体まわりは公園かと思うほど整えられており、湖周も奥まで歩きやすそうな道がついている。
岡山県倉敷に同名のアースダムがあるほか、鹿児島県鹿屋には、遊覧ボートもある釣り公認の下小原池がある。
下の水辺動画では最後に小原池も登場。
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