【まんとべいけ。馬飛池ダム】
開放的なのに、どこか孤高なたたずまい。
こんもりとした雑木林に囲まれながらも、どこかのびやかで開放感があるのは山間ではなく台地状の地形ゆえだろうか。
一方、開放的でありながらも、人に媚びない凜とした孤高さも感じさせる池である。
名前もいい。読み方があっていれば「まんとべいけ」という。実際には堤高18mのアースダムで馬飛池ダムという呼称もある。近くにある二つのダムはいずれも防災ダムなのに、この池は灌漑目的とのこと。取水設備もあり、水もたっぷりと湛えている。
堰体は車両も通った跡があるが、未舗装でかなりぐちゃぐちゃだった。駐車スペースらしきものは見あたらずアクセス路も狭い林道。
気軽に馬飛池を見たいのならば、西のインレット側の二車線道路から眺めることもできる。ここには「馬飛池」の看板もある。