県営の防災ダム。宮田防災ダムとも。
2015年の訪問時は水がほとんどなかった。防災ダムは灌漑ダムと異なり、水を貯めるのではなく洪水時に水がいっきに河川にいかないよう留めておくために、ふだんはからっぽにしておくこともある。
からっぽの姿もまた、ちゃんと仕事をしている姿なのである。
2020年の再訪時には、水位にしてハーフ湛水した状態だった。空撮してみると、あれ? 防災ダムなのに、農業用ため池でよく見られる斜樋(取水設備)がある。今まで気付かなかった。
堰体上は車両も通れる。馬飛池に行くにはこの堰体を渡ってそのまま舗装林道を進んでいくのが、いちばん分かりやすいけど悪路覚悟。