倉敷湖（沖縄県うるま）

【くらしきこ。倉敷ダム公園】

高さ41ｍの管理塔は沖縄ならではの事情で造られた。一般開放もされている。

そびえる高さ41mの管理塔は一般開放もされ、水質浄化用の噴水設備は夜間ライトアップ、水遊びもできる親水設備をもったダム公園などの豪華装備から、沖縄本島の水需要を支える国営「やんばる９ダム」の一つかと思っていたが、そうではなかった。
補助多目的ダムとして、もともとこの場所にあった水道用の瑞慶山ダムを水没ダムにして補完。ロックフィルの主堤と袖の丘陵を補強する脇ダムで構成される。ダム資料館もあり、インフラツーリズムの視点でも魅力がある。
複雑なリアス形状の丘陵ワンドに小島を浮かべる独特の表情の貯水池はダム湖百選にも選ばれているが、ダムサイトを除く湖岸のほとんどは米軍基地敷地とあって湖岸路や周遊歩道などは設けられていない。
また沖縄本島の多くのダムと同じく釣り禁止である。

取水塔と管理橋のデザインは首里城内の弁財天堂と天女橋がモチーフに。奥は洪水吐。

ロックフィルダムの主堤

案内板と釣り禁止看板

ダムサイトの駐車場

湖面の噴水装置は曝気による水質浄化用だが、夜間ライトアップなど観光要素も取り入れられています。
写真ではライトアップ用でしょうか、複数のライトも見えます。

マークした場所は駐車場。