ちすじのたき。
箱根の有名な温泉リゾートである小涌谷の一角にある幅広の滝。
明治時代に温泉場として開発されるまでは、道なき秘滝であったという。
近くには箱根温泉街の上水道を担う水源や配水池があるのも注目ポイント。
千条の滝の滝壺池
滝壺が池状になっているが、角石で護岸されており人の手が入っている。滝の景観価値を高めるためのデザインだけでなく、多くの観光客が訪れるため、足場を固める役割もありそう。
そのため、池の吐き出し部はコンクリートの水路となって遊歩道下をかいくぐっている。
池の吐き出し部
護岸
案内板と遊歩道
土石流による円礫岩
蛇骨川第6水源
暗渠タイプ。
小涌谷第一配水池
暗渠タイプの配水池。
アクセス
温泉リゾート地のため、道筋はかなりごちゃごちゃしている。千丈の滝無料駐車場なるものもあるようだが、場所がよく分からなかったので、箱根登山鉄道を使い、駅から歩いた。
渋滞も多い箱根なので、クルマより情緒ある登山鉄道を使うのがおすすめ。
駅から滝まで徒歩1km弱。行きはずっと上り坂となり20分ほど。