水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

七井戸公園の池(千葉県佐倉)

【なないどこうえん / 七井戸の池】

植栽が地形とよくマッチしており公園池としての完成度が高い

景観のいい公園池。でも、じつは調整池。そして昔は溜め池

七井戸公園は、佐倉西部の整然としたニュータウンの辺縁に位置し、日帰り温泉や複合ショッピングセンターが隣接。
この宅地造成に伴う洪水調節池として現役で活躍している池だが、もともとは谷地に掘られた七つの井戸を水源にした「七井戸の池」という溜め池があったといい、公園名の由来となっている。
池には遊歩道、噴水、親水護岸もあり、夏場は子どもの水遊びもできる。
2002年にホームレスに瀕死の重傷を負わせる襲撃事件が園内で起こっているが、昼間に訪れる限りは整然と整備された風通しのいい水辺空間が広がっている。
釣りは禁止。

左の案内板には右下に昔の由来が記されている。右の看板は調整池であることが書かれている。

調整池としての顔

巨大なオリフィス。


 

水源

池頭から人工渓流を経て円形の水源がある。


 

池の景観

2023年4月


2014年




 

駐車場

二ヶ所に設けられているが場所は分かりにくい。なお下の地図のPマークは現在はショッピングセンターの従業員用駐車場になっていて公園駐車場ではないので注意。右写真は2014年のもの。


 

日帰り温泉とショッピングセンター


 

Googleマップ

マークした場所は日帰り温泉。