3kmの海底パイプを通じ隣の島のダムから導水
五島列島のひとつ小値賀島にある主要な溜め池。
島の中央部にある最高峰・番岳を水源とする岳田池の近くにあるが、水源はまったく異なり、海を越えた野崎島にある野崎ダムから海底パイプラインを通じポンプアップによって殿崎ファームポンドを経て導水している。
遊歩道、トイレ、案内板もあり、見て歩いて楽しめる池になっている。
なぜ調整池なのか
堤高13.5mの堤体を持つ岳の内調整池は、世界遺産および国立公園特別区域内にある野崎ダムの容量不足を補う意味で「調整池」の名になっている。岳の内調整池からの配水も岳の内揚水機場による番岳配水槽へのポンプアップである。
関連施設
洪水吐
番岳配水槽
給水塔らしき鉄塔
遊歩道と園地
遊歩道沿いに親水池もあった。(下写真)