四国電力の発電用取水堰堤。
上下流の渓流美と紅葉が素晴らしく、堰堤も天端全体をオーバーフローした水が滝のように見えるデザインなので、景観によくマッチしていると思う。
池ごはんと洒落込みたいところであるが、道幅が狭くちょいちょいクルマも通り落ち着けるスペースがないのが残念。渓相が絶品なので、釣りでアマゴなどを狙いに再訪してみたい。
アプローチ路は1.5車線舗装路。
天端全体をオーバーフローするタイプの堰堤で日本一美しいとされるのは大分県竹田の白水白水溜池堰堤。個人的には兵庫県の千苅ダムがベスト・オーバーフロワー（なんじゃそりゃ？）候補か。
これらは年季が入るとさらに魅力が増すあたりも遺産的。昨今、新造ダムとして増えているペラっとした表情のマンションみたいな合理性重視のダムたちは、半世紀後とか、どんなふうに見えるんだろう。
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