夕張市が所管する上水道用貯水池。
夕張市役所前からアプローチ路が出ているので、一見、イージーアクセスなダム湖かと思いきや、舗装路は補修する予算もないのか、ここまでボコボコになるかというぐらいに酷く、なるほどこれならダートの方が走りやすいぐらい。
貯水池は上下二段式になっており、わりとシンプルな顔付きの第二ダムに対し、第一ダムは北九州の土木遺産ダム群を思わせる丸い取水塔がが味わいを醸し出すたたずまいを見せるコンクリート堰堤をもつ。
一方、堰体直下の浄水場はかなりシャープな現代感あふれる建物で、古い堰堤とのコラボは近未来アートのよう。
しかしこれらの写真が得られたのは、たまたま。心霊スポットになっている池やダムなどは、事前に予備知識を仕入れすぎると心がビビってしまって調査にならないこともあるので、何となく予感のする池はあえて下調べそこそこで行くこともある。今回もそんな感じで、心霊でこそないが、立入禁止という予備知識がなかった。
ゲートはフルオープン状態だったのでクルマで堂々入場し、きれいな舗装駐車場に停めたが、じつはゲートを閉じると関係者以外立入禁止の看板が出てくるという話だった。
マークした場所にゲート。