水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

やすぎどじょう研究所の池(島根県安来)

島根半島の付け根に立地する安来(やすぎ)。安来節にのせたドジョウすくい音頭といえば、ああ、あれねとイメージがわく人も多いのでは。
そんな安来が2022年秋にNHKの食情報番組にドジョウ産地としてとりあげられた。以来、注文が多く生産が追いつかない状態だという。
道を走っていたら「やすぎどじょう研究所」なる看板を見つけ、Uターンをして行ってみたが土日はお休み。養殖池は見ることができた。ニジマスの養殖池と同じようなコンクリート製のマス池で、空気を攪拌する浄化装置がついていた。
大山(だいせん)の景観が素晴らしく、神の山がもたらす名水がドジョウたちを育んでいる。
意外にも島根県はドジョウ生産二位。一位は「ドジョウの町」院内町を抱える大分県で生産量は二倍以上で圧倒的。
さらに意外なのはおもな出荷先が福井、富山、石川の北陸三県。そうか! 福井の道の駅でドジョウのフードトラックがあって不思議に思ったけど、そういうことだったんだ。


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