国内最大級のアスファルトフェイシングダム
大瀬内ダムとかなすみダムの主堤・副堤コンビによって堰き止められた揚水式発電用の上部調整池は、山頂部をくり抜いた巨大なプール状の貯水池で、湖底全体を舗装したアスファルトフェイシングの池としては国内最大級。
下部調整池である石川内ダムとを結ぶ斜度48度の導水トンネルを掘削した直径6.1mのシールドマシンの先端部が下池湖畔に展示されている。
それにしても色といい形状といい、見てからというもの「アッガイ」が頭から離れず妄想絵に。
池ナビ(アスファルトフェイシング)
今回紹介した大瀬内ダム&かなすみダムはアスファルトフェイシングの池としては国内最大級ということでしたが、ちょっと角度を変えて、全国のアスファルトフェイシングダムのなかで一番長い堤長を持つのは?
答えは、富士山麓にある東富士ダムでした。
ディティール
下池とのツーショット
1号土捨て場
1号と2号の土捨て場なるものがあるが、形状からは流入口を堰き止めたものになっている。
大瀬内ダムのビューポイント
案内板
アクセス
アクセス方法がなかなか分からず、三度目のアタックでやっと行けた。
当初は下池側でその存在を知るも、道路の通行可能時間が迫っていて断念。二度目は裏側から登山しての空撮アタックを試みるも、池の姿を捉えるに至らず。しかし現地の案内掲示で、ピノッQパークのわきから出ている舗装林道とトンネルの片道9kmほどの道のりで展望台に行けるらしいことが分かった。
こうして三度目はピノッQパークわき起点の舗装路で無事到達。いやしかし長かった。道の距離も。