しんじこ。

「日本夕陽百選」にも選ばれた超絶の夕景
八百万の神々が降り立つ水辺として古来から信仰の対象となってきた宍道湖は、西に出雲大社を控え、東岸には松江の市街地を擁する周囲45km、日本で7番目に大きな天然湖。
成因は一万年前に海の一部が陸封されてできた潟湖(海跡湖)と考えられている。地方都市に接している一方、魚種や野鳥を育む汽水湖の多様な生態系を保持しており、貴重な水辺としてラムサール条約にも登録されている。

特産はヤマトシジミ
宍道湖の名産といえば、なんといってもヤマトシジミ。湖畔にはしじみ汁を食せるしじみ館やしじみ茶屋もあり、風変わりなものとしては、しじみソフトやしじみバーガーも。
宍道湖の名を持つシンジコハゼも生息。

宍道湖の地形
流入河川は西岸に集中

流出河川は流出先の異なる二系統
島根半島を横切って北側に流出する佐陀川と、松江市街を通って中海へと流出する大橋川の二本がおもな流出河川。
集水面積に対して流出河川が少ないので、たびたび水害にみまわれ、治水事業の歴史も長い。

宍道湖の景観と湖岸
西岸
西岸は斐伊川を中心に流入河川が集中している。バックウォーターには出雲大社のある海岸まで平野が広がり、空港滑走路が湖にまでのびている。
北岸
夕景
湖畔は遊歩道が整備されているが、駐車場は水辺の規模に対して意外に少ない。夕方になると夕景を目にしようというマイカーで市街地近くの湖畔駐車場はいっぱいになっていた。10kmほど湖岸道路を西進し、日没直後のロスタイムにかろうじて湖畔の道の駅にすべりこみ。走っている途中も、刻々と湖面の色を変えていく美しさに目を奪われ、ハンドルを握る手がぐらぐらしてしまった。さすが地元が日本一の夕陽と誇る場所だけある。


北岸を通る一畑電車北松江線
宍道湖北岸を通る一畑電車北松江線は山陰の江ノ電だ! 南岸にはJR山陰本線(2022年11月撮影)



南岸
2013年に訪れた際は、湖畔をランニング中にルアーマンが巨大なシーバスをちょうど釣り上げるところを見たが、汽水湖としてルアー釣りでも人気が高い。



東岸(袖師ヶ浦)
袖師ヶ浦の階段状護岸。岸向こうは松江市街。シーバースが釣れていた。(2013年)

宍道湖の施設
斐伊川放水路
宍道湖へのメイン流入河川である斐伊川に対して、宍道湖から15kmほど上流地点から神戸川にバイパス放水して洪水を予防する役割の人工水路。
分流堰にはダムカードも発行されている。


北岸側(秋鹿)の道の駅

南西岸(斐伊)の道の駅






湯川温泉


出雲空港とトモエガモのリスク
宍道湖に突き出すようなかっこうで滑走路が。
2025年7月に韓国の旅客機墜落事故の原因として判明したトモエガモのバードストライクを受けて、出雲空港のトモエガモのリスクが注目された。
今後、どのような対策が打たれるか。
ニッポン湖沼図鑑マップにトモエガモを追加しver. 1.21に更新。

しじみ館
しじみ館の駐車場としじみ汁。(2013年)

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宍道湖PAからの夜景


